世良公則の歌声は最高です

 昼頃、新南陽市方面に配達に出た正志が農園にもどらない。10時ごろ電話をかけようかと思ったが、何かハプニングがあれば正志からかけてくると思い車が農園に着く音を布団のなかで待った。

 深夜の1時半に戻った。それから約1時間ほど作業場で仕事をして自宅に戻った。土曜日、私が起きる時間は3時。心配をしてほぼ一睡もできない夜になった。


 朝ドラ、カムカムエブリバディは欠かさず見ている。主人公のサッチモこと「るい」とオダギリジョー扮する「大月錠一郎」が今週のハイライトだった。

 眠れぬ布団で「錠一郎」が幼いとき米軍ベースでジャズトランペットを生で聴いた、そのときシンガーでもないおじさんがサッチモ(ルイ・アームストロング)を熱唱した。あの場面を見てジャズトランペットの道を歩みはじめた。


 米軍ベースでは「るい」の母親「安子」が米兵に連れられて演奏に目をみはった。


 シンガーでもないおじさんは世良公則。ステージの端から生演奏にあわせてビール瓶をトランペットにしていた少年。あの少年こそが「錠一郎」だと推理した。どこかで「るい」が母親の写真を「錠一郎」に見せたら少年の記憶に戻る。


 そのストーリーを考えて、朝ドラファンの家内に早く教えてやろうと自宅に電話したのは萩市を通過中の6時。「別に急ぐことでもない。どうでもよいことだが」と前置きしたら、こんな時間に「どうでもよいことを」と思っているのが重い声のトーンで伝わった「なにかね」と。私の推理を話したら「それはネットでネタバレ。そのことはしっちょる」と。


 世良公則のジャズ熱唱に興味があるかたはYouTuberでご覧ください。私はこの日を録画して男、世良公則を聴いている。


 朝食は欲しくない。納豆とバナナと豆乳だけ腹に入れた。昼はうどんを少し。微熱があるようなないような。体温計は26.5だった。30年以上熱が出たことはない。37を越えると両耳の後ろが腫れる。よく喋るらしい。


 今夜体調が戻り、明日の午前中雨がなければ秋吉台を歩こうと思っている。


 「あだち美術館」更新終わりました。