よく寝てよく飲んだらリフレッシュ

父親と一度会った幼い日の記憶は「人生の車窓」で書いた。私の父親ことは話さずに母は逝った。


5~6年前、猟犬くずれ(銃声に怯える)の「けん太」の腹に腫瘍ができた。農園から一番近い美祢市の獣医で診てもらったら「これは切ろう」と判断。ひとりクリニックで「あんたも手伝ってくれ」と手術の助手を任命された。

電気メスを血管にあてたら止血できるなどめったに見ることができない場面に立ち会った。最後に開いた患部を縫合するとき、その糸を切るハサミ。その先が少し上向いた形で記憶がよみがえった。


幼いころ、母の裁縫箱はお土産が入っていたようなブリキ缶。そのなかにあったよく切れるハサミも先が上向いていた。


今朝の朝ドラ「カムカム」でアメリカ人のロバートさんが提げていた茶色で革の薄い鞄を見たとき「見たことがある」と思った。


子供のころ我が家にタコ糸のようなしっかりした糸があった「これは何かね」と聞いたら「牛のキンタマを縛る糸」と聞いた。


夏ミカンの酸っぱい味を消すには重曹がよい。胸焼けのときも重曹がよいと水屋のなかには紙袋の重曹があった。


牛馬の獣医師だった私を認知した父親をハサミの形や鞄や去勢で縛る糸に重曹から想像している。


昨夜、木曜日は疲れのピークで農園に戻った。早朝に起きて5時に満載のたまごをのせて下関。坂道の下関は車を駐車禁止の路上にとめて猛ダッシュで石段の上のお宅に届けるような場面がある。


唐戸魚市場で買い求めた魚を家内が肴にしてくれビールからワイン。最後はやっぱり焼酎ストーレト。

おそらく8時ごろ夢の中。今朝は5時に起きたので9時間ぐらいしっかり寝た。


金曜日は唯一の休息日(そうならないこと多々)宅配持ち込みやコンビニでコピーなどもあり山口市内。松村貴美さんが「県美展に行った」ときのう話しておられたので「県立美術館」「温泉の森」の二本立てだったが冷たい雨がふりだした。私はセーターの軽装。美術館スルーで温泉の森一番乗り。

サウナとジャグジーをしっかり楽しんで休憩室で仮眠。昼過ぎに農園に戻り缶ビール。昼寝を1時間。


とてもリフレッシュできた。


写真は、今朝の小野湖。


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