ふたつのミッション著についた

シフォンケーキのポポラス。長府毛利邸近く、そのポポラスに朝6時半お届け。空が染まりはじめた。


9時半。いつもの「ちょぼハウス」紅一点という言葉がある。男を黒に置き換えたらハウスでいつも黒一点の存在で1時間ワイワイ仲間に加わる。スペシャルエッグのやり取りはある。


山口市。美容室グループ「ニュータイル」糸賀会長からきのう嬉しい宿題を預かった。


淳貴君ポストカード作品からひとつを選びトートバッグにプリントしたい。数は500で制作費用は糸賀がもつ。スペシャルオリンピックスの活動資金になるよう価格など

みなさんにでお考えくださるよう「あんた、テーブルにあげてくれんか」。


清水の姉さんに小坂さん。淳貴君のお母さんたちとワイワイやった。もちろん異議あるわけはない。


スタートの著についた。


次のミッションは松村御大「唐戸魚市場物語」

逢坂かのを(カバ隊長)にそのプリントアウトをさげて相談した。お互いきょうは真顔。

逢坂先生「とにかく来週までじっくり読もう。細かい点は(誤字脱字など)はみなさんで点検されるとよい。ワシは作家として物語の柱となるところを確認、朱筆を担当したい」と。


その細かい点は私が担当する。「車窓」で私の文章を何度も点検くださった淳貴君のお母さんにもう一度赤ペンを持ってほしい。


これもスタートの著についた。


2年前に酒屋を閉められた井上さん。山口県の方言で「げってん」「へんくう」が看板の酒屋は「松原」と「井上」が宇部の酒屋双璧だった。

眼鏡にかなった酒蔵としか取り引きしない。値段より味がわかる客しかとりあわない。とくに「井上」はその真骨頂だった。


「酒の会」に招待されたのは一回だけ。酒屋の2階に酒豪が集結。東北から四国の銘酒が一升瓶で次々に封があけられコップでグイグイ味わう。

もう立てないほど酔った席で「銀河鉄道をサービスします」その酒は氷結酒としてプレミアム。ここで10年氷っていたらしい四国の酒。旨かった。


5年、禁煙していることを自慢したら煙草に火をつけて「5年やめたら、この一本ぐらい吸っても禁煙は続くから吸え!」酒で立てない私が煙草を吸って「お先に」と挨拶して階段から転がり落ちた。

家内の運転で農園。今度は家内が階段を引きずりあげたらしい。さいわい怪我はなかった。


その井上さん「人生の車窓」を熟読くださり感想文をくださった。

それに創作童話がふたつ添えられいた。あの「へんくう」が童話とは。

20年以上も前、最愛の奥さまに先立たれたとき書いたと説明があった。私は奥さま存じあげない。


よき仲間と今を生きている。