いよいよ路面凍結の季節がはじまった

明日の午後、冬タイヤとオイル交換。納車からちょうど1年の点検もお願いしている愛車。走行距離65000㎞。


今朝5時。農園3度と冷え込んだとは思わないが、萩市までの道中には雲雀峠の下り坂がある。下り坂の途中にはカーブで橋を通過する一番の難所がある。

明日交換するタイヤはスリップサインが出ている。危険なことは積雪や凍結がなくても橋はブラックバーンとなってスケートリンクになることがある。悪いことに昨夜は少し雨が降った。その橋は最徐行で通過した。


11月に完成した「人生の車窓」を推敲していた数ヶ月前。私が人生の先輩とし尊敬している、もと唐戸魚市場株式会社社長の松村御大(御大のネーミングは、その昔に尊敬を込めて私がつけた。松村久が本名)から「足立様、私のひとりごとです」と走り書きされた茶封筒を奥さまから受け取った。


A4版43枚。横書き36行×35文字。

タイトル「下関唐戸魚市場物語」章だては修行時代・仕事の面白さを知る・社長になる・国際化に奔走する・河豚よもやま話と5つ。


司馬遼太郎をような書き出し。昭和45年10月12日魚市場に入社。で幕があく。


東京の金物屋に就職して1年で萩に戻った。どこでもよいから働きたかった。


そのスタートから始まり、今や河豚と言えば下関。河豚と言えば総大将の松村になった。その人生を回顧された43枚。


競り場の競り人として魚を捕る側、それを買う側に仕入れて客に出す店側。運送業界から河豚の国際化。漁師に厄介だった李承晩ラインなど河豚を柱に下関の歴史を書いておられた。


「下関唐戸魚市場物語」を豪華装丁で世に出して欲しいと私は思わないが、これだけの足跡を「ひとりごと」にしておくには勿体ない。あとあとの人が下関の歴史の一端を理解する資料としてもカタチにして残して欲しいと思った。


「人生の車窓」読みたいと手をあげられた人にはLINEもしくはCDで差し上げた。その環境を持っておられない人にはプリントアウトを回覧中。


「下関唐戸魚市場物語」を何人かで誤字脱字。最小限の句読点と改行の朱筆を加えて原稿用紙スタイルにまとめ、LINEやCDでご希望の方にお届けするプロジェクトをはじめます。


完成まで1年ぐらいの長丁場で構想しています。

このプロジェクトにご参加をお待ちしています。お申し出ください。ゆるゆる仲間でやりたいと思います。


写真は今朝の萩市浜崎。三角州の萩市でこのあたりが一番海面から高い3m。


🔶「あだち美術館」更新しました。どうぞお入りください。紅葉と早朝がテーマの作品です。

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コメント: 2
  • #1

    神田英子 (土曜日, 04 12月 2021 23:21)

    毎日楽しみに読ませていただいております。
    松村様の「唐戸市場物語」できあがりましたらお願いいたします。

  • #2

    あだち です (日曜日, 05 12月 2021 18:33)

    神田さん
    鮮魚業界がよくわかります。お楽しみにお待ちください。