火曜日の山の市内。元気に配達を終えました。

農園犬14年のハッピー。その前、野良犬時代の過去を言わないから年齢不詳。ずっと夜は枕元のマットで寝息をたてている。

最近なんとなく様子が変わってきた。食事中に嘔吐するときがある。昨夜1時ごろ立ち上がった気配で目が覚めた。シッコかと聞いたら尾をふった。部屋から出るときバタンと床に転がった。


捕獲されたときフィラリア強陽性。授乳で痩せ細り汚れた姿だった。殺処分と聞いて農園に連れて戻った。

どこか不調があるかもわからない。けれども、朝夕しっかり食べて出す。日中も夜も横になっている。


「はなちゃん」は18年ちかく私の相棒だった。16kgぐらいあったが配達も助手席に座りずっと一緒だった。

高齢になり体調が思わしくないとき獣医さんに診てもらった。それから約1年、毎週の通院で40万円ちかくの薬代をつかい。その薬の副作用と思われる肝臓と腎臓が悪化して腹水で妊娠しているかのような姿にもなった。苦しんで亡くなった。


若い命ならともかく、ハッピーはハッピーに生きたからこれからは成り行きに任せようと思っている。


早朝の空を写真でご紹介。


掃除の思い出をふたつ書き留めておこう。


鹿児島掃除(国分市)だった。私の班に掃除初陣50歳ぐらいの男性。男子の小便器、一番下の丸いゴミ取り陶器を任せることにした。

「ここに色々な掃除道具が並んでいます。どれを使われてもよいですから2時間やってみましょう!」黄ばんだ尿石で手強いと思った。

熱湯殺菌をしてヤスリやブラシで黙々と陶器に向き合っておられた。

2時間が終わったとき初陣が磨いたそれを手にして「会が終わったら市内に同じ物を買いに行きます。心当たりはあります。ですから、これをきょうの記念に欲しいのです」と。


宇部掃除に学ぶ会。花見が終わった4月の常盤公園トイレを会場にした。汚れぐあいは最高。

昭和幼稚園の加藤敦子さんが初陣。汚れにひるむことなく手をついて黙々と便器に向き合う仲間にとけ込んだ。2時間で結果がはっきり見えるものは掃除。


全員の感想発表を終えて解散の挨拶をした。


掃除を終えた場所に立って帰らない加藤さん。どうされたのかと思ったら便器を見て涙をこぼしていた。