私の「癖」はなおらない

農園と個人の年賀状両方を5時~6時までかけて大まかに仕上げた。


内容の文章と添える写真何枚かを選び完成。あとのデザインは専門にお任せする。


5時に座りコーヒー片手に頭はフル回転できた。

私の性格(血液型🅰️)は、何かに集中するためには、それができる環境を整えておかなければ進めない。


3時前に起き、部屋の掃除機から始まり愛犬たちの食事と散歩。昨夜届いたメールに返信。火曜日の配達準備に私の朝食。食器を洗って棚にしまってゴミの焼却。


整頓できたテーブルにコーヒーを置いたら全く白紙の年賀状アイデアがわき上がってくる。

つまり、何か気になることを放置していると回路が詰まる。


そういう「癖」がある。


配達中、あるお寺の掲示板が偶然目にとまった。引き返して読み返して撮った。


いまの言葉では「シングルマザー」。母がそれでも私を誕生させてくれた。


テレビが普及するときそれがなかった。毎晩、見せてもらう家を変えながら、チャンネル権はないけれど力道山や名犬ラッシーを後ろから楽しんだ。

東京オリンピックのときテレビがついに飯台の前に鎮座した。


33年、山大工学部で用務員奉職した退職金の全部で買った敷地50坪に満たない建売住宅(ヤクルトホーム)の抵当権設定を信用金庫の融資を受けるために「実印」を使わせてほしいと頭をさげた。


いま、私が幸せいっぱいに生きておられるのは、私の誕生を泣いて喜んだであろう母あればこそ。