漢陽寺の水路がわかった

今朝9時前、鹿野の漢陽寺に着いた。

写真家の皆さんが駐車場を埋めはじめていた。


鹿野町議会会議録の仕事を頂戴していたのでお寺に何度もお参りしている。私は庭を何回観てもわからない。精進料理より牛丼のほうが安くて旨い。そのレベル。


漢陽寺でずっと気になっていたのは、寺の周囲をピタピタと水音をあげながらめぐる水路。音が鳴るように傾斜の水路に小石がならべている。昼夜を問わず水音を奏でている。


その「潮音洞」という場所まで歩いた。

鹿野に水をひくために先人が命がけで掘ったであろう場所がそこだった。


映画「大脱走」を思わせる人が横になって入れる水路。この水路を貫通させると鹿野の田畑や街が潤う。ひと山をこのサイズで岩盤を掘り水の恵みをもたらした。

その水路から寺は分けてもらって水路を構築している。


高い場所から低い場所に水は流れる。


それが世界中の歴史のなかにある。低い場所から高い場所には水車で揚げたりの農耕技術。人の歴史は水からはじまる。


一泊二日の旅。


昨夜はほとんど寝ていない。

昨年の13日。次の古希誕生日をむかえるときは酒や料理ではなく、70歳まで生かされてきたことを振り返り次の人生に歩みを進める一里塚にすると決めた。


そのこと(淳貴君ポストカード・人生の車窓・秋吉台を歩く)に費やした一年をすごした。


今夜の宿。私が半年前に予約した部屋でも料理でもないグレードアップは「ぎじろくセンター」白井社長が私夫婦へのプレゼント。

「お祝いのご宿泊で承っております」とVIP待遇だった。


お世話になった方々を思い起こして感謝で胸がいっぱいになり眠れない夜になった。

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コメント: 2
  • #1

    神田英子 (日曜日, 14 11月 2021 22:49)

    素晴らしいお誕生日記念になりましたね。
    おめでとうございます。私には弟が二人おりますが、下の方の弟と同い年で26年生まれだそうですね。足立さんにお会いする度に弟を思い出します。
    これからもお元気で、来年もご夫婦揃って楽しい旅行を計画実行できますようにお祈りしております。

  • #2

    あだち です (月曜日, 15 11月 2021 03:09)

    神田さんおはようございます
    70歳。若いときの私には遠い年齢でしたがここに来ました。来られたことに感謝しています。

    お言葉ありがとうございます。