日記らしくない日記

40代のとき。


ナザレ園訪問の2月。慶州(キョンジユ)は雪はなかったが冷え込んでいた。毎年のように私が観光ガイドで仏国寺や天馬塚など案内していたとき、風景が突然逆さまになった。歩けない。

人の肩をかりて暖房の建物まで連れて行ってもらった。それは4~5分のことだったと思う。身体が暖まると視野もよくなった。


帰国して東洋医学の診療所に行ったら「循環器専門病院に行きなさい」と西洋医学をすすめられた。


西洋医学では「高血圧で血管が切れますよ。風呂と酒とタバコは数日やめてください」と深刻な血圧数値だった。

韓国では焼き肉とキムチにマッコリ。フェリー寝不足宴会もやった。


母が高血圧だったので遺伝と医者は診断したが見立てはちがう。


九州の出張が多く、久留米の「まる星ラーメン」鳥栖市の「丸幸ラーメン」小林市の「頑徹ラーメン」は食べずに通過することはなかった(高速道路がない)いつも替え玉だった。


宮崎で芋焼酎の味を知った。銘柄は「はまゆう」お湯割で深みにはまった。


自宅で家族と団らんより、出張先の居酒屋、カウンターで週刊誌を読みながらの深酒。ホテルに戻って部屋で二次会。


会社経営でたくさんのストレスで円形脱毛症を何度もやった。胃潰瘍も。 

 

生かされて70年。


命の長さを願うより、生かされてきたことに感謝と恩返しのこれからを歩みたい。


写真は2年前に撮った「やさしい瞳」