萩市で夜明けの土曜日

土曜日の夜明けは萩市。玉江の松本川河畔から撮った。


火曜日の9時過ぎは山口市。糸賀会長(美容室ニュースタイルグループ本社)が10年以上も前から私を待っておられる。昔のように日本酒をコップで飲んで一升瓶を転がして騒いだ勢いは失せて私は古希。会長はふたつ先輩(松村御大も)。


数年前から透析が週に3回の生活をされながらビジネス最前線におられる。

20~30分ぐらいお茶をいただいて歓談タイム。なんとなくのルールは「昔はよかった」の話題はしない。これからを話題にしている。


今週の話題は会長からはじまった「聴力がとても落ちた」それを言われなくても知っている。

会議や数人との会話のなかで、例えば「ありがとうございます」が、最初の「あり」が聴こえて最後の「ます」が聴こえて、あいだが聴こえないようなものをいつも感じるようになった。

つまり会話に自分が入ることができないもどかしさがある「目が不自由な人の気持ちがわかる」と赤裸々に心境を話された。


故人になった配達先のおじいさん。私に話された「地域の寄り合いに出ても聴こえん。皆さんが笑っても、その笑う意味がわからない」と。

70万円もの補聴器を買われてすぐにお亡くなりになった。


私は老眼鏡を買ったきっかけは、広島まで数十分の新幹線に乗ったとき、暇つぶしに買った週刊誌が読めなかった。


生まれた命はどんどん「できること」が増えていく。それが「できないこと」が増えていくフェイドアウト。


犬が2頭の生活。きょうは朝夕の合計で120分歩いた。老犬は途中で帰りたいと訴えた。

古希ウォークにむけての足の鍛練。10時間は歩けると思うがもう少し犬と歩いて自信をつけたい。


「あだち美術館」2週シリーズのイギリスを掛けおわりました。Facebookでは明日ご案内します。どうぞお入りください。