菊川画廊。来月の催しは長沢士郎「創作手ぬぐい展」です。
毎年この時期は来年の干支がテーマです。もちろんその他の力作もずらりと掛かります。作品はすべて染めでプリント(印刷)ではありません。何人もの職人が分担しています。
「手ぬぐい」は画廊でお求めできます。私の感想は、手ぬぐいをおさめる額があるとピシッと作品が映えます。押しピンで止めるのはどうかと思いました(やってみた😎)
画廊は敷居が高い。作品を観るだけでよいのか。など不安な方は私に連絡ください。できるだけご一緒させていただき不安を解消します。
私は知った顔をすることが好きではない。
菊川画廊で、例えば抽象画展覧会のとき特にわからない作品を「どう鑑賞すればよいですか」と菊川さんに聞く。笑顔で鑑賞の世界に導いてくださり作品が「見えた!」になったことは幾度となくある。
その繰り返しでいろいろな作風の作品に向き合うことが楽しみになっている。
疑問はその場で解決。
県立美術館に浮世絵展を観に行ったときのこと。会場の照明が暗いと感じながら鑑賞していた。とうとう椅子に座っている学芸員さんに「照明が」と言うと「この明るさがロウソクやアンドン。江戸の明るさを再現しています。作者もこの光で描き、観る人もこの光量で楽しんでいたのです」と小声で教えてもらった。
その意味がわかった私は手を握りたいぐらいぶち嬉しかった。
地名がわからない「つっとり」のバス停。地域の人に「ご存知ですか」と声をかけた。多くの人が「知らん」のなかでご老人が教えてくれた。
氾濫する有帆川の堤防をつくるために、ここから土を取っていたから土取り「つっとり」になった。
老人にキスをしたいぐらい嬉しかった。
霧がはれるように疑問が解決する喜び。その努力をすることが私の「癖」です。
今朝の唐戸魚市場。ぐるりと2回歩いたがめぼしい魚がなかった。北海道の天然ブリ半身が17000円。ブリが北海道から届くようになった。
済州島のサバが千円。刺身はできないが煮物でどうかねと誘われたが鮮度が気になり素通り。
大きくはないがイワシひと山を買った。手開きで刺身、天ぷらに煮付けで今夜な肴。
「人生の車窓」は22日に完成を目指している。最後の点検プリントを松村御大のお宅に届けてきた。点検とはいえ初めて読んでいただきたい松村御大。
CDに焼いて読みたい方には差し上げたい。ブログで公開できないかは重枝さんのお知恵を拝借。
目的は子供たち3人にプリントで渡すこと。その目的は来月には達成できそう。
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