よい社風について

愛用の小型カメラをずっとオートモード、つまりカメラまかせでシャッターをきっている。

背景をぼかしたい花があったり広角レンズで撮りたい海岸線もある。けれども腰にいつも着けてすぐに撮る方を選んでいる。


水曜日、下関市からの帰り道に東行庵に立ち寄った。その時の一枚はよく撮れた。その理由はわからない。


きのう太秦にクロネコ便で送り出したお供えふた箱。台風と一緒にドライバーが走ってくださり無事に早い時間太秦に届いた。


クロネコ便を出しに行く営業所は決めている。仕事の都合で数ヶ所の営業所に立ち寄ったがいま利用しているところがお気に入りになっている。


みなさん挨拶がとても気持ちがよい。送り状はタブレットで客が作成する。今回は同じ配達場所に中身の異なる2個口を一枚の送り状に表記しなければならない。その方法がよくわからないので聞いたらとても親切に教えてもらえた。


同じヤマト便でも社員さんの態度が悪く不愉快な営業所もあった。


当時のYellow Hat鍵山秀三郎社長とご縁ができてご著書の一冊をテキストに希望する社員さんと定期的に読書会を催した。

導いてもらえる人はない。決めたページを参加者のみなさんが何日も読み込んで自分の解釈を発表していた。多様な考えにいつも学びがあった。


きっかけは儲かる会社ではなく「よい社風」の会社を目指そうと思った。

余談になるが、そのころ唐戸魚市場松村社長から「社長通信」を毎週出してみんかと背中を押された。会社を辞めるまで週刊社長通信を出した。農園をはじめてそれは農園日記になった。


都城市議会事務局に会議録の製本を納品に私がひとり車で向かっていた。その道中に会社で製本の一ヶ所に誤植が見つかった。携帯電話はなかったときだった。

社内で協議の末に議会事務局に電話をした。

社長が納品に向かっています。その製本のなかに一ヶ所誤植がいま見つかりました。善処の方法を社長とご相談ください。


そのことを知らない私が事務局に着いた。理由がわからないまま事務局長室にとおされた「あなたの会社がとても気にいった」誤植は軽微なものだから差し替えはよいとほめてもらった。


「社風」「家風」についてみんなで学びあった。