農園桜並木を毛虫から守った

5時半に農園をスタートして気がついた。愛車の燃料が少ない。土曜日の夕方に正志がこの車で配達をしながら自宅に戻り農園に日曜日の朝着いた。

いつもの日曜日なら外に出るとき給油を済ませるが、きのうは運転をしなかった。燃料があるかぐらいきのう確認しておくべきだった。


岡本拓也さんの配達を終えて、配達ルートをはずれて6時に開店する国道2号線のガソリンスタンドに向かった。給油を済ませて配達ルートに戻るとき立派な飼育施設で元気に動いているヤギを見つけることができた。

ヤギが大好きな淳貴君に見せようと撮った。


3年前にご主人を亡くされたお婆さんと長雨について立ち話。


米を作らんようになって気持ちも体も楽になった。稲刈り前にこれだけ雨がふって稲が倒れたら難儀な仕事になる。いまは食べるだけの野菜を楽しみながら作っている。米を作っているときは朝から晩まで働いて儲かったというときはなかった。


以前、大雨をふらせた台風のあと実った稲穂が全部ベッタリと平らに倒れているところを通過した。老夫婦が竹竿でなんとか起こそうとされていた。

あのあと晴天になると倒れた稲穂は発芽すると知った。


例年、農園川土手の桜並木に毛虫が発生して葉っぱのほとんどを食べ尽くしている。

今年は高所まで噴霧できる殺虫剤を何本も買って朝夕犬と歩くとき片手に持っていた。葉の裏に小さい幼虫がびっしりと卵から孵化して集団のところに噴霧した。

目が慣れる。それを見つけようと長々と見上げていると目が慣れて見つけることができる。

今年、桜並木は毛虫から守ることができた。