15日は高橋源一郎先生を聴く

3時に目が覚めて「よし!」とタブレットに手をかけた。8月15日は必ず聴いている「高橋源一郎と読む戦争の向こう側2021」ラジオでは8月13日に放送は終わっているがNHKアプリ「らじる・らじる」で1週間前までさかのぼって聴くことができる。

ふだんの金曜日は源一郎先生と小野文恵さんが「飛ぶ教室」を開講して私はその生徒(リスナー)のひとり。とくに源一郎先生が読みといてくれる「ヒミツの本棚」はワクワクして聴いている。


「戦争の向こう側」は源一郎先生が選んだ作家の作品から戦争を読みといていく。

昨年は「流れる星は生きている(藤原てい)」の満州新京から子供(藤原正彦・当時7歳)たちをつれて徒歩での38度線越え。同胞が倒れてもそれにかまっている余裕はない命の極限。私は引き揚げという表現より難民というほうが的を得ていると思った。


今年は林芙美子作品がテーマになった。放浪記を読んだことはないが、屋久島を歩いたとき泊まった旅館が「浮き雲の宿」と評判。林芙美子がここで浮き雲を書き下ろした。屋久島が舞台の「浮き雲」は読んだ。


日中戦争から太平洋戦争まで従軍した画家や慰安婦は知っていたが作家が最前線に国の方針で従軍していた。あの南京陥落のとき林芙美子も入城していた。けれども、そこで何があったかは書いていない。書いたが捨てられたとも推察できる。

支那人の屍を見ても何も感じない前線を書いている。


源一郎先生の結び「ぼくはベストセラー作家になったことはない」それになるには万人が「そうだ!」という作品を書くことかもわからない。


高橋源一郎先生の著書で親しみやすかった作品は「誰にも相談できませんみんなのなやみ」毎日新聞紙上の相談コーナー、約500文字で悩みに答えた200以上のなかから先生が100を抜粋された。

紋切り型人生相談ではなく、無駄な言葉を省いて省いて渾身の500文字。


夜明け前は風があった。あれだけの豪雨で焼却ゴミを焼くことに今朝は風が味方についた。

犬たちとしっかり歩いて食事を与えてから部屋の掃除を入念にできた。


私の朝食は数種類の生野菜をきざんでくれていたので野菜炒め。パン一枚をチーン。納豆と豆乳にヨーグルトと不老長寿メニュー。


山口市内で買い物を済ませて西君の墓参り。農園に戻り草刈りとイノシシが掘ったところをユンボで整地した。


京都の長女(照美さん)の長男が通うサッカーチームでコロナ陽性者が出た。ほかにも身近な人からも「入院します」の連絡があった。


2回の接種を終えた私も油断はできない。入院はできない。


🔶淳貴君ポストカードのご案内をしています。

「あだち美術館」にポストカードの全内容を掲載しています。それをご覧になっての注文がありますので今週も淳貴君を掛けておきます。

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コメント: 2
  • #1

    はやし高正 (月曜日, 16 8月 2021 14:56)

    足立さん、こんにちは!
    淳貴君のポストカード1組お願いします。
    卵の時に一緒に送って下さい。
    宜しくお願いします。

  • #2

    あだち です (月曜日, 16 8月 2021 16:03)

    林さんポストカードご注文ありがとうございます。
    来週の便に添えておきます。お振り込み先など明記しておきます。
    そばに川があると豪雨のときは危険です。ホタルにカワセミとふだんは自慢の川ですが。