呉明美さんFacebook投稿で考え実行した

2時に目があいた。昨夜は疲れて8時ごろ寝ていたと思う。


メールチェクでタブレットを開いた。Facebookの投稿で目にとまった呉明美さん。写真は彼女二女、山口県朝鮮初中級学校付属幼稚園に通う「そっちゃん(愛称)」。


さまざまな理由で15年前。朝鮮学校に交付金がとまった。幼稚園にはクーラー設備はあるが他にはない。開校65年経って雨漏りも随所にある。

これまで有志の寄付で維持してきたが今回はクラウドファンディングで200数十万円を募ることがわかった。


日本国民の税金から民族教育を行う(私がその実態を見たことはない)朝鮮学校に交付金を支出しないのはあたりまえ。それほど祖国愛があるなら祖国に帰ればよい。そういった論調はわかるが日本人帰化申請せず民族の誇りを守っている少数の人たちの事情を理解する機会もなかった。


韓国・朝鮮に中国は嫌い。それは国が嫌いで、韓国や中国を何度も旅をしている私は出会った人たちに不快な気持ちになったことはない。


私が小学生のとき、私の家はテレビを買うことができない経済力だった。

ある時、同級生の家に上がり込んでテレビを見ていた。ピアノの音がテレビの邪魔になったのて「聞こえん」と言ったら父親が「帰れ!貧乏人の子!」と怒鳴った。


その言葉のトゲは何年も抜けなかった。

自分の努力では変えられないものに運命がある。子どもの私に「貧乏人の子」と怒鳴られてもどうしょうもない。

その「運命」が古希をむかえる私の背骨になっている。そのことで立ち止まったり悩んでいる人が身近におられたら、何かひとつでも力になりたいと思っている。


明美さんの投稿を読ませてもらって一番少額の3000円を「てじょん」経由でお届けした。

子どもたちがクーラーがない、雨漏りがする教室で学んでいることを知ったから。


https://readyfor.jp/projects/s1956


明日の金曜日。ワクチン2回目を済ませて下関。カモンFMで淳貴君ポストカード物語をパーソナリティー申さんからインタビューを受ける。