母の誕生日

きょうは６年前、９６歳でお国替えした母(貞子)の誕生日(大正８年)。出雲平野、簸川近くに生家があり９人兄妹の長女。小学校を終えて松江の大きな商店に働きに出されている。一番下の妹(鶴子)は小学生時代に背中に背負って子守りをした。姉妹としての会話はなかった。

私の出生や父親のことを何度か聞いた。最初の答えは「戦死した」だった。ある人からお父さんはと聞かれて「戦死した」と答えたら大笑いされた。私は昭和２６年生まれ。

昔を語らずに逝ったというより、私に話せない強い女心がそうさせたと最近思う。

数年前、市内の藤田画材店に立ち寄った。９０歳をこえたおばあさんが店番。私は幼少はこの地域で育てられたので銭湯や花屋にパチンコなど昔ばなしに花がさいた。

「こうせいかん」に昼間は預けられたと言ったときおばあさんが「母子家庭じゃったんか、お母さんご苦労されたの」と。どうして母子家庭とわかったのか聞いたら「漢字で書いてあげよう」と紙に「更正館」と書かれた。

前後、未亡人になった女性が生きる糧に手に職をつけるため裁縫やミシンなどを習得する施設があり託児所が併設されていた。

そこに私をあずけて母は山大工学部まで(約一時間)歩いて通っていた。

淳貴君ポストカードづくりで以前に作られたものを少し頂戴した。その一枚を新保さんに差し上げたら職場カウンターに飾ってくださっていた。

見られた人がそれぞれ「うまいね」と言われるらしい。朝からとても嬉しい出来事だった。

ポストカード進捗状況。

先週お預りした作品(昨年、下関市美術展覧会出品作品)をデザイナーさんに今朝お渡しした。スキャナーなどを使いどの機材を使うときれいに仕上がるかのテスト。

淳貴君ご家族には作品を１０点選んだもらうことや淳貴君プロフィール作成などお願い。

６月中の完成を目指しているのでゆっくり進める。定価は扱いもと「バーバラ」に委ねている。

先週の木曜日夕方。血圧が飛び上がり頓服薬で押さえた。３０数年欠かしたことがない飲酒をやめてみようと決心して今朝で５日目の朝。朝と夕方の数値が嬉しくて撮った。