圧雪道路を一日走った

きのう土曜日の配達は、萩市から長門市、美祢市だったが降雪時は路面凍結の難所が何ヵ所かあり、とくに今回の寒波は厳しいので1日遅らせてきょうのお届けにした。

あすの月曜日、いつもは5時半に農園スタートして山口市の岡本さん。防府市の品川さんにお届けして美祢市於福の松本さんになる。

農園から岡本さんのお宅までにカーブが連続する峠をくだる。そして於福にむかうときはのぼる。早朝路面凍結で危険なので本日のお届けにさせていただいた。


農園氷点下4度の7時すぎに岡本・品川さんのお宅に向かった。峠は下らないルートは遠回りになるけれどそちらにした。小野の圧雪道路で宇部市営バスが路肩で救援を待ってた。

ブレーキを踏んだら危ない。路面の雪がシャーベットか圧雪かを判断しながら「D」か「2」のギアシフトで走る。


前の仕事では広島県と島根県の県境峠「赤名峠」。当時はスタッドレスタイヤはなくスパイクタイヤもなかった。チェーンをつけて走っていた。豪雪の羽須美村役場に行ったとき180㎝の積雪。役場の雪上車が走っていたことを思い出した。豪雪地域の郵便配達バイクにはチェーンが装着されている。


赤名峠の思い出のひとつ。

道路脇の公衆電話を使っていたら除雪車が路面の積雪を押し出して通過。その雪に車共々閉じ込められた。しばらくして除雪車か戻ってきたのでSOS。


約8時間。ほとんど雪道を走ったら目が疲れた。サングラスはある。けれどもスピードメーターなどが見えない。はやいうちに遠近両用サンクスを買わなければと痛感。


雲雀峠を走ればショートカットできるが、峠を「のぼる」「くだる」は敬遠した。萩市までの時間と距離はのびるが長門市経由の往復にした。それでも美祢市於福付近はガチガチの圧雪だった。


写真は道の駅「さんさん三見」を見おろす場所から日本海。