よく働いた愛車とのわかれ

来月でまる4年をむかえる愛車。

きょうの萩市・長門市に美祢市の走行を終えて農園でエンジンをとめた。


走行距離は23万㎞。毎月のオイル交換時に綿密に点検。例えばバッテリーは悪くなくても2年で交換。タイヤは年に3回交換(これまで48本交換)ベルト類にブレーキパッドなど常に赤ランプ点灯の前に交換した。

少しエンジン音が大きくなった以外、燃費も上々どこも問題はない。


けれども、今朝の萩市向けでは峠は氷点下1度。冬タイヤ装着が迫られている。来月、新車を納車するまでの一ヶ月だけ新品の冬タイヤをつけることより、納車を前倒しして冬タイヤ装着にした。


私の相棒として毎日走ってくれた愛車の内外を丁寧に掃除して引き取りを待った。交通違反(すべて一旦停止)は何度かあったが事故はない。故障はなく働いてくれた。明日の夕方まで使う代車が届き出て行く愛車に頭をさげた。


いつもの年は2月ぐらいから渇水。それがいまから渇水になった。さいわい側に河があるので(と言っても小川状態)河原に汲み上げポンプを据えホースを井戸まで延長して4~5時間地表に散水。それが地下水になる。


明日は湯田温泉10時のオープンに行こう。しっかり体を洗って着替えてゆっくりしよう。雨が待ち遠しい。


鶏インフルエンザで飼料のことを書いた。

もうひとつ大きな影響がありながら報道に出ないこと。それは育雛(いくすう)業界。

私の農園では豊北町の中山育雛場が雛から育てた平均80日ぐらいの若鶏を仕入れる。雛鶏は育てる温度管理や飼料など細かい育てかたがある。

その育雛場の前に孵卵センターがある。種鶏(しゅけい)と呼ばれるFワンの種鶏から採卵したものを孵化させる。孵化したヒヨコは24時間以内は餌も水も必要としない体力を備えている。


中山育雛場に届くしんあい農園の国産赤鶏(ごとう)は福岡県にある孵卵センターから輸送される。

その一連の分業の流れに飼料メーカーが動いて鶏肉や卵が消費者に届く。もちろん流通や販売もそれを担っている。


今年は鶏インフルエンザが過去最大の猛威をふるっている。2百万羽もの鶏が殺処分とのこと。本来なら動いていた孵化から育雛場はそのとまった命(2百万羽)をどうするか悲鳴をあげていると想像できる。