祈られている私 ありがたし

⏹️(下関市美術館ホームページより)

彫刻


カール・ミレス

『人とペガサス』


1949年制作・ブロンズミレスの彫刻は神話や伝説に題材を取った独創的で幻想的なモニュメンタルな作品が多い。 『人とペガサス』はギリシャ神話に題材を取ったもので、 コリントの英雄べレロフォンが天馬ペガサスに乗って、怪物キメーラを退治に行く物語である。 素材のブロンズの重さを感じさせない構成は、ミレス独特の力学的計算に裏打ちされている。 躍動する大きな像がわずかな接合部だけで支えられる様は、 「高みへ駆け上がろうとする精神の象徴」という以前にスペクタクルとして観るものを圧倒する。


カール・ミレス Carl MILLES(1875年~1955年)

スウェーデンに生まれる。スウェーデンの技術学校で、木工と彫刻を学ぶ。 1897年パリに渡り、一時ロダンの助手をつとめた。1906年スウェーデンに帰国。 幻想的でモニュメンタルな作風を展開し、スウェーデン彫刻界の第一人者とされた。1929年からアメリカに渡り、教育活動も行なった



火曜日10時。糸賀社長がお茶とお菓子で私を待っている。今朝は、私が到着する直前に下関市の村上棟梁(ひとり棟梁)に電話。小郡の美容専門学校の補修を頼まれた「ワシが現役のうちに、人柄のよい棟梁を紹介しておきたい」社長の美容室の外壁工事やご自宅の改装など棟梁の人柄を気に入り頼まれる。

長年、山口市近郊に美容室店舗展開をされているので工務店のお付き合いはたくさんあると思うが、村上棟梁の人柄、特に聞き上手だと私は思っている。

しっかりお客の言葉を聴いて「そうですね」などと肯定をする。そのあとで「ボクだったら」と棟梁の意見を添える。


糸賀社長の面倒見のよさも際立っている。


もうお国替えされた。金光教早島教会(岡山県)の玉井光雄先生。私がお参りすると「あなたのことは、毎日よう神様にお願いしておるぞ。自宅で神棚に拝むこともええが寝るとき天井に向かって、神様きょう一日元気に働かせてもろうてありがとう。と思えばそれで気持ちは神様につうじるんじゃ」とみやすい信心((信神)と師は書かれる)を手ほどきくださった。


今も私の毎日の生活を霊ながらに私を祈ってくださっている。その証を実感している出来事がある。もちろん5年前に95歳で逝った母親も生前同様に私たち家族の立ち行きを祈っている。


お国替えされてもなお玉井先生や母親。長女がご用をしている太秦教会の先生からも祈られ続けている私であることがありがたく思える。まだ実感はないが神様から祈られている私であることは間違いない。それを実感できることが私の目標。

その私は、自分のことと同じように人のことを祈れる人になれるように「思う」「願う」「祈る」のステップをあげていきたい。


夜中、近くで吠えるシカがやかましかったが数日前から聞こえなくなった。シカとイノシシは生活パターンが異なり住みわけするらしい。農園地域はイノシシが多くシカは逃げたのかもわからない。