北風と太陽の月曜日だった

今朝の秋芳町は濃い霧におおわれていた。


来月、下関市のご婦人3人の美祢市観光案内役をつとめる。今回の観光コースには入れてはいないが於福の産業遺構を間近で見ることにした(道路からは見える)

「道の駅於福」から藪を切り開いた細く暗い道を歩いた。藪の奥からバキバキと動物が歩く気配があった。

石炭と呼ばれる前、奈良の大仏建立に長登銅山からたくさんの銅を採掘して奈良に届けた。

そのとき原石を高温にして銅を取り出すとき「よう燃える黒い石」として美祢から採掘した黒い石を燃やした。

やがて黒い石が白い石(石灰岩)を高温にすると石灰として多方面に使えることがわかり於福でその大釜3基が石組みされた。間近で見ると大迫力。ホーム画面や日記の写真でご紹介します。


美祢市内の配達。ばあちゃんが「あげよう」と絵本をくださった。タイトルは「黒いダイヤ」文は、みね華の会。絵は岩崎賢治。

厚保駅地域交流ステーションに毎週木曜日に立ち寄り美祢談義をお年寄りたちと交わしている情報をキャッチされていた。


そのなかには、いつも美祢観光コースの大嶺炭鉱キーストン「桜に錨」無煙炭が明治から日本海軍にとって軍艦の煙が少なく貴重な燃料だった。無煙炭は海軍御用達。


そのことと、今朝歩いた於福の石灰についての記述があった。


前回の観光ガイドのとき新田次郎・藤原てい・流れる星は生きている(書籍)・新京から引き揚げのおばあさん・満州引き揚げ拠点のころ島まで行き着いた。


今回は黒いダイヤがキーワードのレールが敷かれている。本を頂戴したばあちゃんに「さっき於福の釜を見てきた」と言うと驚かれた。キーストンを知っている私に2度びっくり。


奈良の大仏や日本海海戦など美祢の石炭が活躍している。


「あだち美術館」は日曜日の更新。それを忘れていました。7枚更新終わりました😀


朝はとても寒く、昼間は日差しが強く。着こんだ衣服を時間の経過で脱いで脱いでの北風と太陽だった。