日々が「行」なり

録画「大峰回峰行」の荒行を昨夜見た。

毎日約50㎞を小走り。そこは高低差の多い山中。終わるまで16時間、つまり深夜も山々をめぐりながら肉体的、精神的極限のなかで1000日行で神仏にせまる。その行のなかで理由はなんにせよ挫折のときは腹を切る短刀を携え山岳小走りを1000日続ける。


その荒行を終えた僧侶の感想。

1000日回峰を私は遂げました。みなさんも同じことを毎日の生活のなかでされていることも「行」だと思います。


白衣をまとい天狗のように大峰山を駆け回る行。日々のいとなみのなかで問題や課題から逃げずに向き合うことも人生の「行」この行を大切にしてほしいとインタビューで結ばれた。


下関市美術展覧会が催される。

松村御大は20数年前から油絵をはじめた。描かれるのはすべて「ふく」

今年の大作は「特選」に選ばれた。催しは今月24日から来月7日まで。


唐戸魚市場で「ふく」の人生。真冬の早朝、熱気のセリ場でシャツ一枚でセリ袋片手にとろ箱を踊るように競った。唐戸魚市場の現職時代、天然、養殖のふくを見て触って喰っての「行」その活躍で下関は「ふく」と全国に知名度をあげた「ふく」の総大将。

ぜひ会場で「ふく」の人生を行じた方の作品とお会い下さい。