観光地ではない。萩市玉江を堀内から眺めた景色は、私の萩自慢。萩八景遊覧船にゆられての玉江もよい。
写真のお寺(観音院)の下に細い道が右に続いている。三見を経て飯井を通過して長門三隅に通じる海岸線の狭い道。
玉江から三見まで、右手に雄大な日本海を望むことができる。その海岸から異様な音がボリュームたっぷりで轟いてきた。
人の頭ほどの大きさの石が海岸線全体に広がり、それを波が動かして石の大合唱だった。
2年前、長門三隅駅まで6時間。大きな山を三つも越えて歩いた。
台風の前にやっておきたいことを2時ごろから考えた。
以前、鶏舎の屋根がすべて舞い上がった台風も経験した。農園から東方向に山あいがあり、そのあいだを吹き抜けてくる風は強烈になる。
その東側に面しているガラスサッシ2ヶ所にコンパネだけは張っておこうと決めた。
15日投薬、犬たちの薬2種類を阿知須の病院に買いにいくとき、阿知須の大型ホームセンターに立ち寄った。
8時半。駐車場にたくさんの車が並んでいた。台風対策で養生テープや乾電池。発電機に水タンクなど様々な品物を買い求めに来ておられた。
コンパネ売り場も賑わっていた。予定の買い物を軽トラに積み込んで動物病院。
農園に10時過ぎに戻った。とにかく眠い。本を開いても、ビデオの録画を見ても眠くてしかたがない。缶ビールで眠りにおちた。
午後から二枚のコンパネで窓の補強。
月曜日の午前が台風最接近の予報。その午前の配達だけでも日曜日にできないかと思っている。
きのう内日の米農家さんに配達。ウンカの大発生で収穫は全くできない。米農家がお米を買いに行くことになると老夫婦が肩を落とされた。
今朝6時前に霧雨。この機会に焼却ゴミを一気に燃やした。それに驚いたのか対岸の山からイノシシの鳴き声があがった「やかましい!」と大声で一喝したらおさまった。
ご縁のなかでめぐりあうことができた 追悼藤原ていさん「流れる星は生きている」ゆっくり読みすすんでいる。
満州新京から子どもをつれての引き揚げ(難民)食料がないなかで7歳のわが子が「お乳が出んでしょう」と食べかけの歯形がついたイモを差し出した場面はリアルだった。飢えて亡くなる逃避行のなかでのイモには涙が溢れた。