夏バテと思う農園生活ギブアップ

私の自宅は宇部市西岐波(20年、一度も帰ってはいない農園暮らし)

20年前は、床波漁港に釣り船を係留。空港沖の白灯台付近の岩礁はメバル・アイナメ。少し空港に寄った砂地ではキスゴ・コチ・スズキにイイダコなどたくさん釣った。


漁港出入りのとき必ず近くを通る2本のコンクリート構造物。

あるとき漁師さんに聞いたら、戦時中まで長生炭鉱という海底炭鉱があり良質の無煙炭を採掘していた。あの円筒形は、その海底炭鉱の坑道に空気を送る・空気を出すための2本で炭鉱用語ではピーヤ。


昭和17年2月3日。炭鉱では「水非常」と言われる坑内水没事故が早朝6時におきた。184名が犠牲となり130名近くの朝鮮の人たちも亡くなられた。


その事故のことを調べることに数年没頭した。

殉難の碑を当時の炭鉱関係者と地域の有志が建立された。

いまその碑は藪の中に埋もれている。


毎月3日。この碑に献花されお線香を手向けておられたおばあさん。お名前はEさん。水没事故の朝、出水している坑内に入ろうとした保安係のEさんを同僚がひきとめた「わたしは、責任上入らなければならんのです」と。

おばあさんは奥さまだった。20数年前の思い出。


久しぶりにピーヤを拝みに行った。海も空も迎えてくれた。


昨年10月「どんなときもWi-Fi」を重枝さんのアドバイスを受けて手に入れた。月額4000円ほどでWi-Fi使い放題。しかも5回線で共有できるという画期的な商品だった。

ところが昨日、10月末でこのサービスは終わりますと一方的な通知が届いた。


ネット上では「詐欺」呼ばわりのコメントで賑やかになっている。

けれども、終わるが30GBの制約で現在のサービスを継続できるという、私から思うと企業努力が感じられる。まだどうするかは決めてはいないが。


台風8号が朝鮮半島西側を強い勢力で北上している。それをネットで大喜びしている投稿が見受けられる。

食料難が言われる北朝鮮。この台風が収穫間近の作物に影響があるかもわからない。


いろいろ事柄はある。それを受け止める心の持って行き方が人格かもわからないと思った。

ピーヤ、私はイデオロギーではなく手を合わせる慰霊の遺構と思う。


なんとなく疲れがとれない。

きょうは家内に「農園に泊まってくれないか」とSOSを出した。早く寝たいから。