今夜はイワシで酒を飲んで体力回復

5時半。スモールライトを点けて農園スタート。

最初のお届けはレストラン「卯」金刺オーナーシェフが玄関先のお掃除。


唐戸魚市場。小さいイワシを箱買い。二つにわけてもらいひと袋はお客さまに「手開きで刺身でどうぞ!骨も揚げたら旨いです」

鮮魚店にお届けの会話。店の水道の配管は地表に近い場所に埋設されている。道路のアスファルトが溶けるほど熱くなり蛇口からお湯が出てくる。魚屋にこの蛇口のお湯はお手上げ。


私の「癖」のひとつにテレビ番組録画の収集がある。歴史や観光に好きな歌手など。感動した映画など数えたことはないが300枚近くのDVDが分類せずに段ボールに収まっている。


先日「父親はインパールの生き残りでした。足に弾の貫通がありました」と聞いた。無謀な精神論だけの作戦は目的地「コヒマ」を目前に司令部から撤退命令が打電された。兵士たちはコヒマのイギリス軍を壊滅させて、その食料を奪いたかった。

撤退は「白骨街道」とのちに言われるほど、飢餓と風土病で累々と兵士の屍が折り重なった。気温と群がるウジ虫で二日ほどで白骨になった。


歩く気力を失ったり、風土病に苦しんだりして手榴弾で自決。食べるものがなく食べてはならない肉を食べた兵士もいた。その地獄から生きて戻られた体力と精神力に敬意しかない。


DVD「インパール」をさがしたらあった。けれどもDVD材質の劣化かもわからないが再生できなかった。


「癖」で持っていても劣化する。どんどん差し上げたい。

映画「ショーシャンクの空に」を「これはいい作品ですよ

」と持参しなら「途中で観られなくなり、観たいのでビデオ店に走りました」ということもあった。


先週の金曜日。高橋源一郎先生のラジオを番組「飛ぶ教室」は終戦の特別番組でいつもより60分多くなった120分。

内容の柱は「流れる星は生きている(藤原てい)」

最近、この「流れる星」が私にとりついている。その最初は矢野さん「読んだ」次は菊川画廊「すごい内容でした」よしの「藤原てい。うちの奥方よりも強い」

きょう、それを話題にした内日のばあちゃん「読みました」ばあちゃんは新京(現在の長春市)から敗戦の1年後に父親に連れられて帰国を果たした。朝鮮からの引き揚げは徒歩だったと聞いているが、私たち家族は屋根がない貨物列車で引き揚げた。

とにかく空腹だったことを覚えている。


ハイボール3缶を通過した。これでブログは終わります。

明朝は夜明けを待って草刈り予定。

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    下関のバ~バラより (土曜日, 22 8月 2020 05:00)

    女性は強い!痛みにも強い!男は愛嬌なくして 女性から認めてもらえない?なんちゃって・・この世は無常といいながら、現実は魑魅魍魎の世界。それを生み出してはズッコケる。80%は見えないもので支配されているらしい一人ひとりの人生。嘆き悲しみ繰り返す生き様の中、、今日こそはと希望の笑顔で過ごしたいものですね。草葉の陰から父の笑顔が見え隠れ・・・