逢いたかった

以前、NHKラジオ番組「子供なんでも相談室」


⏹️先生!セミは15年も土のなかにいると知りました。さびしくはないのですか。


あまりにも純粋ストレートだったので先生が絶句した場面になった。


きょうの配達先の玄関で仲良く脱皮した姿を見つけた。題して「逢いたかった」


水曜日は下関。木曜日も下関。明日の木曜日はお盆休みの職場は本日の配達に加えた。お盆休みなので配達できませんねとお断りするのは簡単で常識的なこと。

私の仕事は、たまごを待っておられるお客さまに届けること。

水曜日のルートに加えて木曜日のルートが重なり走行距離は格段に多くなるけれが下関から美祢までの事業所にお届けがてきた。


農園の夜は涼しい。昨夜は涼しいを通り越した深夜に窓ガラスをしめた。

この快眠で体力は一晩で回復している。


明日も早朝から下関。


金曜日の「飛ぶ教室」7日のふたコマメは、自称「日本映画史・時代劇研究家」の春日太一さんだった。

コロナで引きこもりのなか、戦後の戦争映画を80本観て「日本の戦争映画(文春新書)」を執筆された。


「ひめゆり学徒隊」の上映は昭和28年。観客はあの戦いを生き抜いた人たち。

映画で人が死んでいくときは、それなりに言葉や涙で脚色されるが28年版はバタバタと絶命する。学徒隊が井戸水を決死で汲みに行き炸裂した防弾で学友が倒れても、とにかく水を運ぶ。そばにかけより声をかけたりはしない。

観客は「そうだった」と作品に共感した。


母は、火事で消防のサイレンが身近に迫ったとき逃げ惑った宇部空襲を思い出していた。


高橋先生の「飛ぶ教室」来週は時間を早めて2時間番組。テーマは「引き揚げ」満州や朝鮮からの引き揚げがメインだと思う。