午前中、スコップ仕事でおお汗をかいた

きのうは萩市に2度行った。

はじめは早朝の配達。お昼にもどり少し休んで農園を3時に出て萩市にもう1度むかった理由は、萩市の散策を次回催すときは藍場川一帯。とくに旧湯川家屋敷と桂太郎旧宅をメインにしたいと思っていた。

明倫学舎レストラン「萩暦」のディナー予約がとれたので向かった。


萩市は阿武川が松本川と橋本川に分岐して、その川の中洲に町がつくられた。その松本川から引き込んだ川が藍場川。藍場川は萩市をめぐりさまざまな風情をかもし出して橋本川に合流している。

人々が生活をいとなむ治水の藍場川。川沿いの家々が水を屋敷のなかに引き込み洗い物や庭の風景に添えたり鯉を飼ったり水と共に生活をされた跡が残っている。


その水利用の典型的な風景が旧湯川家屋敷に保存されている。屋敷に引き込まれた流れは庭をめぐり屋敷内を通過して川に戻る。

庭の木々の木陰をめぐり屋敷に流れる水は笠山風穴のように冷気をともなっている。きのう外は汗が流れたが湯川家は天然クーラー。

この水場で野菜や果物を冷やしたり食器をすすいだり(残飯は鯉が待っている)の生活がしのばれる。萩市から委嘱された案内の方はとても丁寧に説明してくださった。


田中義一(萩では田中大将と呼ばれる)別邸には、近所のばあ様が2~3人いつもつめておられて大将の自慢話をとことん聞かせてくれる。本気で聞いたら夏ミカンをもいで土産にくれた。


浜崎ガイド「浜崎しっちょる会」の面々も、浜崎自慢がやりたくてしかたがない。3年前、お船小屋でお船唄を朗々と歌いあげた浜崎郵便局の元局長さんが2年前に亡くなられたことを湯川家案内のご婦人から聞かされた。


萩循環「まぁーるバス」東回りコースは(松陰先生)・西回りコースは(晋作くん)の愛称バスも調べてきた。どこまで乗っても100円。


「萩暦」は明倫学舎の教室がレストランになっている。萩の魚はとくに旨かった。甘鯛唐揚げは最高。お酒はハイボール2杯でブレーキ。


今朝は7時前から働きはじめた。

長雨で農園内に水溜まりができた。そこを車が通過してタイヤが道を掘っている。泥を練ってぬかるんだところもある。日が照って乾燥したら一見道がよくなったように見えても、1度ぬかるんだ場所は練った泥を取って砂利を入れないといけない。

それをお昼までおお汗をかいてやり終えた。


缶ビール1本と昼寝の30分で体力復活。