小雨のなか6時間草刈りをやった

農園すぐ近くの吉部八幡宮を会場に山口市掃除に学ぶ会が8時から催された。農園と周囲の耕作放棄地の面積は広い。梅雨で雑草が繁った。

 

きょうの掃除も数樂の会もキャンセルして草刈り三昧の日曜日を計画していた。

きのう藤野先生から「明日のお掃除は参加されますか」と立ち話。背中を押されて岡本代表に参加のメールをした。


掃除を終えた10時。農園にもどり小雨のなかやる気の炎で草刈りをはじめた。午後からの数樂の会は草刈りできない雨足だったら生徒になる気持ちではじめた。


午前と午後で6時間。ずっと小雨のなかでやりたかった面積の全部を刈り終えた。刈らなかったところには来年も咲いて欲しいネジバナ。


昨夜、高橋源一郎先生「飛ぶ教室」をハイボール飲みながら三回目を聴いた。

意味のない面接にうなずいた。前の仕事をしているとき面接をした。そのわずかな時間で応募された人を、会社にとって欲しい人材かどうかを判断できないと感じて面接はやめた。

高橋先生曰く「面接は、面接官がうなずくことを言えるがどうか」意味がない。


静岡県に管理者養成学校。通称「地獄の特訓」で知られている養成所からお誘いの手紙が届いた。末尾は女性の名前でとても具体的な内容が直筆で書かれていた。経営者にとってこの特訓で御社の大黒柱が育ちます。

大黒柱の養成にひとりあたり60万円ぐらいの見積書だった。


私の選抜で2名地獄に行かせた。


約2週間の地獄は、小冊子を丸暗記・夜中に50㎞歩くなど13日ぐらいの課題をこなしたら卒業。2名は約2週間で会社に戻った。


静岡県から夜行列車で早朝の会社に着くシナリオ。早い時間、掃除に会社に行った私に「社長!これから仕事を頑張ります」と抱きついた。


それから1週間。5時になって「社長、お先に失礼します」と抱きついた彼が言う「早く終わるんじゃ」と言うと

「パチンコの新装開店です」と笑った。


特別な環境で特訓を受けても付け焼き刃。ふだんの生活のなかで生き方を身につけことのほうが身につく。


45歳。宮崎から宇部まで歩こうと思ったのは。社員ふたりに、まるで犬をしつけるように人に任せたこと。二人にあまり意味のない過酷な体験をさせたことを反省した私の旅だった。


草刈りのとき「ネジバナ」が目についた。毎年、この花は刈らずに増やしている。