停電ではじまった火曜日

深夜2時。まくら元のハッピーが異変に気がついて起きた。夜はひとつだけ点けている小さな明かりが消えて真っ暗やみ。手をのばせば懐中電灯を暗闇でも手にとることができる。


風雨で農園はたびたび停電する。おそらく山あいを縫うように張られた電線が激しくしなる木々から断線されたのだろうと思う。

深夜、ライフラインの維持に緊急出動されている関係者に感謝。さて、いつ電気が復旧するかはわからない。台風のときは3日も電気が通わなかったことがある。早いときは1時間ぐらいで明かりが灯ることもある。


農園は井戸水。それを鉄骨を組んだ高い場所代に1000㍑タンクを据えている。そこまで水を揚げたら降下圧で全部の鶏舎に配水。母屋の500㍑タンクまで降下圧。そこから、私のライフラインは台所とトイレなどがある。鶏舎に水はまだ必要ない。必要なのはトイレや洗面の水。飲料水は弁天池を月曜日にタンクに汲んでいる。


明日から7月。近年の大きな水害は7月(防府市・厚狭地域・美祢市)気持ちを引き締めた朝になった。

発電機を使わず、6時に通電した😀


火曜日は山口市内のお届け。石材店の奥さまとお墓談義が盛り上がった。お骨をおさめる壺は素焼きがよい。なんとか焼きとかにこだわって、例えば萩焼の窯元にお願いして。その焼き物におさまったお骨は度重なる放射冷却で水滴が溜まり数年あとには水棺状態になっている。


早く土に還そうと土葬。それができないのでいまの状態。それにつけこんで「お宅のご先祖様は、冷たいと嘆いておられる」とお賽銭?を儲けるやからもあるらしい。


はやくお骨を土に還したいなら布にくるんであげたらいい。素焼きの骨壺が定番で、それなら水はたまらないが葬儀が派手になり、なんとか焼きの骨壺などともてはやされ、そこにご先祖様商法が横行している。

「ご先祖様が冷たいと嘆いておられる」と。