乃木大将直筆を拝見できた

金曜日は山口市から周南市を配達していた。5年前に体力的に限界を感じたので正志に配達を頼んだ。

その1年後、水曜日の小野田市も正志に頼んだ。


水曜日と金曜日に日曜日は老後を楽しむことにした。

それが楽しむどころか水曜日は小月から長府。安岡から綾羅木。山の田周辺から長府にもどり最後は王喜まで走っている。小野田市の配達のほうが楽だった。


金曜日も忙しくなった。

今朝は宅配の発送に小野田のクロネコヤマト。小月のレストランに集金。長府の老舗料理店「古串屋」に営業。菊川と吉田に納品。6週間毎の血圧通院(女医さんで高血圧)午後から3時間草刈。


今度の日曜日。朝8時半から正志と藤本君と3人でスコップ仕事。


長府の老舗料理店「古串屋」を長府の藤中さんのご紹介。ご案内で神在会長に農園の営業をさせていただいた。

お人柄の素晴らしさは松村御大、浪花の荒川大将、卯の金刺オーナーシェフに村上棟梁からも聞いていた。


作家、古川薫先生が乃木大将を「斜陽に立つ」で司馬遼太郎の「殉死」とは異なる作品で世に出された。乃木さんファンの私は、長州人として古川先生の偉業に拍手をおくった。

その古川作品のなかで「古串屋」が登場している。経済的に追い込まれていた乃木家を支えた料理店が詳細に書かれていた。

それを神在会長に話題にした「あの記述は本当かどうか」けれども「大将の筆跡をお見せしましょう」と応接に通された。古串屋にあてた乃木大将直筆を拝見。記述は本当だろうと思った。


お店の歴史は300年。ご先祖は山陰の尼子一族。変遷を経て長府毛利家おかかえ料理人が古串屋ルーツ。

「神在は、神西の」と言われて「湖陵の神西湖の神西ですか」と私が言った。出雲大社の西に位地する神西湖はよく知っている。湖陵町役場に仕事で通った時代がある。それよりも、母の故郷は簸川郡斐川町直江。神西湖から出雲市の向こう、神立橋を渡ったところが母の里。

そこまでは話題にしなかったがお互い出雲がルーツはわかった。

私の場合は、父親のルーツをたどれないので母のルーツが私の根っこになる。


岡本拓也さんのご縁で藤中さんと会うことができた。奇しくも1951年生まれのご同輩。

彼の詳しいことは知らない。彼も私の詳しいことは知らない。酒を飲みあげたこともないが、なんとなくうまがあう。

なにかをやろう!という目的をもったことはない。けれども彼は、私が応援している呉明美さんのコンサート会場に突然あらわれた「あんたがFacebookで応援していると言うから来た」彼はわけあって原付免許しかない。ポンコツの原付バイクで来てくれた。それが嬉しかった。

きょうも彼の仲間「古串屋」をバイクで来て紹介してくれた。


選挙戦のときは、地域をやかましいぐらい、みな様のお役にたちますと国・県に市議の街宣車が走る。ならばコロナであえいでいるお店や商店に個人をどうして「なにかお手伝いしましょうか」と大きな声で歩けないのか。公職選挙法などもあろうが。10万円給付、持続の給付金手付きの案内を地域の代表者が率先してやればよい。それを違反と誰が言おうか。

できないなら地域の代表看板をおろしたほうがよいと思うこのごろ。