加奈ちゃん応援団の私です

ビデオデッキの調子がいまいち良くない。録画したい1時間番組が途中で録画が終わることが頻発。私は見たい番組はすべて録画して見る。

そのジャンルは歴史と映画が多い。男には収集癖があるらしく、私は見終えた録画をDVDで保存する癖がある。その数は300枚をゆうにこえている。

なかでも自慢の一枚は「プロジェクトX第一回」伊勢湾台風のあと、富士山の頂きに気象観測レーダードームを建設するその基礎をつくった新田次郎の「芙蓉の人」が第一回。

新田次郎(ペンネーム)は、そのドーム建設リーダーの藤原。レーダーがたくさんのハードルをこえて建設できた。そのレーダーを山頂の過酷な風雨から守るドームの骨組み。

当時のヘリコプター揚力の最大は400㎏。けれども骨組みは600㎏。飛ばねばならない。

その操縦を担った男は、特攻隊パイロットを育てた教官「俺が飛ぶ」と手を挙げた。助手席や風防などすべて取り払い軽量化。飛べる日を気象庁が全力でさがして「この日しかない」それは終戦記念日。

ヘリは600㎏をさげて山頂に飛んだ。そのドームとレーダー基地のボルトがたくさんのナットでつながれた。


前置きが長くなった。

火曜日にどうしても録画を失敗しないためにデッキハードディスクの初期化をした。録画の内容はすべてクリアされた。 

「緋牡丹博徒」を無事録画できた。

この作品は、高校一年生のころ宇部市に4館あった映画館の東映で見た。煙草の煙が邪魔になる、便所のにおいが館内に。前の座席に両足を投げ出して藤純子の緋牡丹の色気に魅せられた。

音楽や映画は、その当時の私に引き戻してくれる。緋牡丹お竜さんが昨夜、私を当時にタイムスリップしてくれた。


水曜日。早朝から下関市を広範囲に走りまわった。

最後に加奈ちゃんのお店に立ち寄った。きのうお客さまにディスプレイ用のカンパーニュをお包みして落ち込んでいるだろう。励ます言葉をかけることができればと。


お店をあとにしてしばらく「おいちゃん、きのうのブログを読んだ。涙がとまらなかった」とメールが届いた。


私の写真アルバムの加奈ちゃん。そのほとんどは変顔。今度、加奈ちゃんの了解をえて変顔シリーズをやりましょう。

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