初夏のような月曜日だった

農園で飼育の鶏は、国産品種「ごとう」「もみじ」ともよばれています。

赤い羽根がとても美しいと思います。羽根が「赤」の鶏は赤玉をうみます。「白(白色レグホン)」は白玉です。どちらも割ってしまえば羽根の色はわかりません。


赤鶏を飼う理由は、放し飼いや平飼養鶏に白鶏は不向きということです。白鶏はゲージ飼育でたまごをうむために品種改良をかねてきた鶏です。自由に動きまわる環境で飼育すると落ち着きがなく騒ぎまくります。

餌に対してきちんと産卵させる。効率ということでは優れています。


赤鶏は効率という面ではデメリットがたくさんあります。たまごのカラの色は若鶏のときの赤玉から日齢をおうごとに白くなります。


白玉は鶏が日齢を重ねてもカラで見分けがつかないので長く飼育できます。

たまごの中身に血液がまじることがあります。例えば、近くに落雷して大きな音などで強いストレスを鶏が受けたときなどに血液がまじることがあります。

白玉は、暗室で下から光りをあてると中身が目視できますが、赤玉は光を通さないので「血があった」とクレームになりお詫びしなければなりません。


なぜ、効率のわるい赤鶏が養鶏現場で飼育されているのでしょうか。

赤鶏の多くはゲージではなく平飼い(鶏舎のなかで自由に運動できる)や放し飼い養鶏の生産者が、放しても落ち着いている飼いやすい品種として求めているからです。


そのたまごの卵殻の色は、農園では一定ではありません。卵殻の色は、鶏が一日で浴びた紫外線の量で変化します。同じ色の卵殻を生産するには、鶏が紫外線を浴びない環境で飼育をすることになります。


今週のテレビ録画予約。

6日、BSシネマは午後1時から「ゴッドファーザーpart2」

10日の朝8時NHK総合で、小さな旅「天秤棒たちの祭 滋賀県日野町」


きょうは暑かった。