ゆっくり日曜日を過ごしました

午後から重枝さん(ブログの支援者)と朴の森で会う。きょうのスケジュールはそれだけ。

いくらでも朝寝坊できる日曜日。けれども「雨が降らないうちに」と5時前から焼却ゴミや愛犬の運動で始まった。


部屋の掃除まで済ませて、すっきり気分で朝食の準備をはじめたのは7時。

昨夜のテレビ録画Switchは柳家喬太郎(落語家)×伊藤亜紗(美学者)を観ながら食べはじめたが、食べることをやめてテレビの前に座った。


美学者の著書のなかに「どもる体」があった。彼女自身が吃音で言葉で気持ちを伝えることに苦労があった時代があった。

私もそうだったので共感できた。出張で道をたずねて郵便局に入った「どちらからこられましたか」と聞かれたとき、言うべき地名が、最初の発音が苦手な地名だったので指を指した。スーツを着た私が指で「あっちから」のような態度に局員の女性は驚いた。


落語家が、長屋のなかの噺によくバカが出てくる「ああ、あいつはバカだ」「けれども、バカだが俺よりできることがある」と落語の場面。

言葉狩とは言われなかったが、その言葉を使つても秀でたところをさがして「お前は凄いよね」と一緒に歩いた。


美学者が「目の垢」というはじめて聞く言葉を使った。絵画などは多くの人から鑑賞されながら作品が仕上がっていくと言葉の説明をされた。 


林道などに立つ「道しるべ」は、そこを通る人が見てくれるときは腐らないが、通る人がなくなると朽ち果てると山仕事の人が私に話された。空き家になると朽ちると同じようなこと。


見られる、役にたつということは「命」を考えさせられる。

まだ番組をおおまかにしか観ていない。何度も観て知らないことを知りたい。


私は毎日ブログを更新する。その仕組みはわからないが。

車の構造を知らなくても運転できるような。その仕組を支えてくれているのが重枝さん。きょうもお知恵を拝借できた。


昨夜から、ガッツ体育館で3密室内キャンプの面々。今夜は迎え酒。

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コメント: 2
  • #1

    藤野貴之 (日曜日, 03 5月 2020 21:43)

    おお!観ていただけましたか?
    「未来の人類研究センター」のセンター長伊藤亜沙先生。東京工業大学で次の時代を生きる研究をされていらっしゃいます。
    今は「利他学」を発信されていらっしゃいます。
    https://wired.jp/2020/04/01/wired-university-video1/

  • #2

    あだち です (月曜日, 04 5月 2020 05:30)

    藤野先生おはようございます。
    伊藤先生のお考え、とくに障害をもった人と共に生きる視点は新鮮でした。もう何度か録画を観て学びたいと思います。