早寝早起きの毎日です

山口市赤田の道路沿い。毎年目を楽しませてくれる色は「赤」まるで春を歌っているように私は眺める。


中国残留孤児の帰国を国に請願をはじめた方のことを知った。

自身は満蒙開拓団として新天地に赴いて敗戦。ソ連の抑留生活を終えて帰国。寺のご住職をされた方が厚生省に通い続けた。

開拓団の村はことごとく壊滅された。開拓団死体が折り重なるなかに子供が生きていた。子供を置き去りにする断腸の決断をして村を離れた人もいた。

あの子供たちはどうなったのかと、経済成長を遂げているときの厚生省の門をたたいた。

こたえは「寝た子をおこすな」だった。その後中国残留孤児が世間でクローズアップされ厚生省は重い腰をあげた。2週間前、Eテレ「心の時代」の一場面。


沖縄が日本に復帰した年から戦没者遺骨収集奉仕に関わった。軍靴の裏に書かれた氏名、セルロイドの石鹸箱に刻まれた氏名、万年筆に刻まれた名前、飯ごうや三角定規などがご遺骨と見つかる。

いまでも民間団体や宗教団体が糸満周辺の山野でご遺骨をさがしている。

沖縄だけではない。フィリピン周辺の島々やインパールなどに野ざらしのままの戦後が放置されている。


深海に沈んだ輸送船や戦艦乗組員の集骨は無理としても、山野に放置されたままのご遺骨があることを「寝た子をおこすな」式で頬かぶりしている日本の国柄。


満蒙開拓を5族共栄。全滅を玉砕。敗戦を終戦のあらわし方にも違和感がある。


きのうは疲れすぎて、少しの酒と少しのつまみで寝た。深夜1時に空腹で目が覚めた。


3時ころから起きて配達の準備。6時、長府の豊功神社に参拝した。

木曜日を元気いっぱい250㎞走り終えた。