たくさんの学びがあった日曜日

2018年12月、菊川画廊は水村喜一郎展覧会を催した。

子供のとき感電事故で両腕を失った画家。口に絵筆を咥えて作品にむきあう。


両腕のことより、展覧会前に画廊で見せていただいた作品集の重厚な作品に感動をおぼえた。

水村喜一郎さんの作品を、宇部で観賞できる機会が菊川画廊でかなう。私の親しい人たちにご案内させてもらった。


数樂の会が終わった日曜日の午後。藤野先生や松村御大夫妻など多くの仲間が画廊に足を運んでくださった。新保さんも。

たまごの配達先でも多くのお客さまにご案内した。下関市から木村さん夫妻も会場を訪れてくださった。


木村さん夫妻、長野県に水村喜一郎美術館があるなら行こうと、そこまで作品に魅了されたきっかけ。画廊「アザミ」を鑑賞していたら菊川さんが「ここから観られてもいいですよ」と2階から1階のアザミを観ることをすすめられた。その2階から観るとアザミが立体的に、額縁から飛び出すほどの勢いにみえた。


木村夫妻は長野県「水村喜一郎美術館」に車中泊をしながら足を運ばれた。その日、喜一郎さんお留守だったがご長男の館長が作品をご案内された。

そこで奥さまが「この作品」とご主人に「ほしい」と言われた作品「どくだみの花」その作品を愛でる、その楽しみの日曜日。新保さん、画廊の展覧会で作品を買われた水村ファン。


長府浄水場に隣接する、好天の日には大分県由布岳まで見渡せる高台に木村邸はあった。

前から「大きな桜がある家に住みたい」が奥さまの願いだった。300坪敷地に古民家を見つけられ、木村さん本業はリフォーム会社(金剛住器)古民家大手術をされて素敵なお屋敷。桜やデコポンなどたくさんの大樹は、新築ならば生涯かかっても見ることができない。古民家ならではの贅沢ですと言われて納得。


奥さまの機織り機と作品。手づくりお菓子などを楽しみながら水村作品観賞。

それぞれに「いいね」の連発。もっと作品を観るにはと菊川さんが額をおろしてガラスを外された。外したガラスは額の裏に納めて掛けた。室内照明の反射が無くなり「どくだみ」の白がきわだった。


この日にあわせて、松村御大が「ふく」を描きあげて木村さんに贈呈。その作品を、画廊の菊川さんが「松村さんが描いてある」と評した。

つまり「ふく」を人生かけて下関ブランドまで押し上げた「ふく」の総大将しか描けないと菊川さんは言ったと私は理解した。菊川さんらしいコメントだった。


ランチは「ビストロまさ」お店は20年ちかくのお客さま。長府の玄関にお店を新築された。その建築は木村さんの会社。7名で席を予約してランチを楽しんだ。


きのうから、家内三姉妹の家族が山口県観光。農園ちかくの温泉宿で泊まって楽しんだ。私は土曜日の配達などで疲れて、みなさん集まる夕食会は欠席して農園で早寝をした。家内ば11時ごろ農園に戻ったらしいが覚えてはいない。


コロナ騒動のなか、長府も温泉宿も大賑わい☺️