この季節に豪雨はめずらしい

日曜日、山口市掃除に学ぶ会。掃除をおえて私がカメラを持ってうろうろしていたとき藤野先生が、鍵山先生が背骨とされたいくつかの言葉が刻まれている石碑で、どなたかにその解説をされていた。

「小耳にはさんだ」という私のアンテナがキャッチした解説。


この石碑の文言(今はわからない)を「努力すれば報われる」と説明したり理解する人がおられるがちがう。

売上が達成できるための努力ではない。

そのような藤野節だった。


戦時中、鍵山先生の疎開先は岐阜県だった。疎開した者に割り当てられる耕作地は、耕作困難なところだった。

水があたらない山の中腹で生きるため糧を得る農業がはじまった。日照りが続いたとき鍵山少年は川から桶に水を汲んで山腹を往復する毎日が続いた。

その水は「焼け石に水」で収穫の足しにはならなかった。


けれどもと当時を回顧され話された。

あの無駄とも思える水運びで私の身体は鍛えられました。そのおかげで、カー用品(Yellow Hat)を展開するとき、全国を運転して営業するる強靭な体がつくられました。


干ばつの農地に汗をかいて運んだ水を「売上」と置き換えたると藤野節は「ちがう」

やっても結果が得られないことが多い。けれども、結果ではなく「やる」という鍵山先生の教えを「小耳にはさんだ」藤野節で忘れていたスイッチをONされた。


県庁や山口大学のおひざ元の山口市内を配達の火曜日。学校関係が卒業式を新型コロナで取りやめたことによる地元経済が動揺している。


糸賀社長の美容室ニュースタイル6店舗もキャンセルの連続。レンタル衣装やお花屋さんなどお客さまもおおきな影響があると想像できる。

「湯田温泉は宿泊も飲食も閑古鳥ですよ」と湯田温泉通の美容室で具体的に聞かされた。


梅雨でもないのに、昨夜から豪雨になった。

写真は、午後3時の農園そば厚東川。早朝6時は護岸のブロックが見えないほど増水していた。

2月と3月は雨量が少なく井戸水がピンチになる。今年は早々と増水。

コメントをお書きください

コメント: 4
  • #1

    藤野貴之 (水曜日, 11 3月 2020 06:50)

    「力耕せば吾を欺かず 深耕せば吾を裏切らず」
    初めて鍵山相談役にお会いしたときに、足立さんのお宅で色紙に書いていただいた言葉がこの言葉です。
    ご紹介ありがとうございます。

  • #2

    あだち です (水曜日, 11 3月 2020 13:59)

    藤野先生ありがとうございます。
    大切な言葉は、小耳からでも届くものだと実感しました。
    目より手のほうが勇気がある。私は理解して口にしたほうがよいのですが、生半可でも使ったほうがよいと感じました。理解不足でも口に出しながら、その意味をその都度噛み締めながらの私です。今後ともご指導お願いします。

  • #3

    藤野貴之 (木曜日, 12 3月 2020 06:19)

    ありがとうございます。
    言葉は「自分に向けて使う」ことばと、「人に命令する使う」ことばがあるように思います。色々な齟齬はそこから生まれるような気がしています。
    鍵山相談役のお言葉は、足立さんのような使い方が味が染み込むように思います。

  • #4

    あだち です (木曜日, 12 3月 2020 16:56)

    藤野先生
    重ねてお便りありがとうございました。掃除をはじめて、読んだ鍵山先生のお言葉を受け売りしていました。それをやりながら内容をしょうことなしに考え、実践してきました私です。
    金曜日の夜、再放送ですが新日本風土記は「古事記への旅」です。