今朝の夜明けはオレンジ色に染まった。6時過ぎ犬の散歩でカメラを忘れていた。
すでにバス釣に来た車が2台、若者3人が河原に立ってキャステングを繰り返していた。、
挨拶の声をかける距離と思ったとき赤色ヤッケの若者が「おはようございます!」と川土手の私を見上げて挨拶の先手を。
犬と川土手を朝夕歩くとき、捨てられた絡まった釣糸・弁当箱や缶コーヒーなどを、ビニール袋を片手に拾いながら、捨てたかもわからない若者を敵視して、挨拶などするものかという態度だった。
思い出したことがあった。
20数年前、掃除開眼のころ会社玄関に捨てられる煙草が気になった「捨てるな」の貼り紙をつくろうと思っていたとき鍵山先生ご著書から「捨てられる隙がある」と読みとらせていただいた。
捨てる人、捨てられて気持ちがざわつく私。そこで捨てる人を責めずに心が「ざわつく」私のありようを問われた。
その「隙」をうめることを花壇づくりにした。
花壇に花が咲き始めたころから吸い殻を拾うことがなくなった。
川土手に捨てられるゴミを「持って帰れ」と叱ったこともあった。けれども互いに敵視になっては解決はしない。
そこではじめた挨拶。息子より若い少年たちに、こちらから挨拶をすることは礼儀に反していると、その壁に挑戦を続けた。
その勇気は鍵山先生が、本社のトイレの床を磨いているとき社員が黙って、掃除をしている腕を跨いで用を足したけれど、掃除はやめなかった。その信念に見習いたい。
鍵山先生の掃除を実践して自身を磨きたい。それだけで山口市掃除に学ぶ会を立ち上げられた松岡さんが3年前に「山口市掃除に学ぶ会」を立ち上げられた。
きょうは松岡さんから岡本さんにバトンを渡す場面になった。
鍵山先生の生き方を徹底実践された松岡さんは奥さまを手まねきされた「家内のおかげで」と声をつまらされた。
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