山口市内は閑散としていた

県セミナーパークで著名な方が講演される。お役所仕事なので日曜日に開催はないが土曜日の開催はある。

地方で生の講演に接する貴重な機会。戸田奈津子さん、加来耕三さん、鎌田實さん、福岡伸一さん、古川薫さんをはじめ多くの方から学ばせていただいた。

余談になる。社会学者の古市憲寿さんのときは2時間の聴講、私には時間が無駄と思ったので30分ぐらいで立ち上がり中座をした。

例えば、保育園や幼稚園を無償化すれば少子化対策になる。では、その財源はどこから出てくるのかという具体論はないままにバラ色の話は展開した。挙げ句の果ては「ボクはヨーロッパのチョコレートが好きです」と言われても。服装も私が思う講師のそれではなかった。


五木寛之さんのときは岡本拓也さんと並んでしっかり聴いた。とくに、お母さんに連れられて旧満州からの引き揚げされたときのご苦労を聴かせていただき、五木寛之先生の背骨がみえたように感じた。


4月12日の「長府散策」をご案内するためチラシをつくろうと3時からタブレットに向かった。写真や文章は整ったがレイアウトする技術の壁が立ちはだかった。


私が困ったとき出てくる名物タヌキ。

チラシを作らんでも口頭で伝える人と、SNSで簡単にお知らせできる人ばかりだから無理して作らんでもええ。と耳もとで囁いた。


先日、重枝さんに写真のなかに文字を入れるアプリを教えてもらった。長府古地図を撮って、そのなかに散策案内文章を入れたら少し前に進んだ。

けれども観光ボランティアの井上さんの写真や長府の風景をレイアウトに加える技術はわからない。

重枝さんに、写真数点と案内文章を届けた「お願いします」と。

今週の土曜日。重枝さんとお会いして本気で聴いたら、それが私に身につく。


山口市内。9時すぎにひとり暮らしのご高齢(男性)のお宅に配達。パジャマ姿で出てこられ「コロナじゃない!」が挨拶で大笑いになった。


そのコロナの影響か、いつもは渋滞する山口市内の道路がすいすい走れた。