どじょう森様参拝で考えた

イノシシのすき焼きを生たまご2個で食べて8時過ぎには寝ていた。

小月、長府、唐戸、彦島から安岡を経由して秋根。そして内日から菊川。美祢市を経由して長門市。約12時間で走る距離は250㎞ぐらい。

食べること、寝ること(少し飲むこと☺️)で、今年の秋には69歳の老体が、40年以上も風邪とかの医者通いはない。血圧は毎月診てもらっている。


その安眠をゆきちゃんが激しく吠えて起こされた。時計は12時。まくら元のハッピーは大イビキで寝ているのに。

作業場のゆきちゃんは山の奥で吠えているキツネに闘争本能むき出しで(背中の毛が逆立ち)興奮。

私が寝るためにはキツネを追い散らすこと。飲酒運転で山に走ってライトのパッシングとクラクションの連打。ゆきちゃんの背中の毛がやっとおさまった。


寝不足。けれどもとにかく散髪。オイル交換は防府市トヨタ。簡単な外食で湯田温泉「温泉の森」手のひらがほとびる「山口弁でシワシワになる」ほど寝て入るお湯で60分。サウナやジャグジーで年末年始の疲れをながした。

体重計で驚いた。疲れて痩せているかと思ったら約2kgも針が左に動いた。イノシシ太りか。


毎年1月2日は歩く。今年は農園から山口市大歳駅まで8時間歩くことができた。

その途中、美東で「どじょう森様」の立て看板があった。腰から下の病にご利益があると書かれていた。腰から下の病はないが気になったので温泉からの帰り道にお参りした。


700年前から腰から下の病にご利益があるという。宇佐神宮から水波売大神を分霊してこの社がある。

万倉には疣(イボ)観音様(神様の石を持ち帰り患部にあてて治る、治ったらもうひとつ石を添えてもどす。その石がうず高く供えてある)


現代では病は医学がつきとめて治す。拝んで治すという過去のことは「迷信」となった。けれども医学で治らない病がたくさんある。


私の体験談。

若いとき胃潰瘍と診断されて手術を言い渡された。当時お参りしていた金光教の教会で「手術をします」とおばあちゃん先生(明治うまれ)に言うと「せんでええ、あしたから朝参りしなさい」と命令口調で言われた。私も仕事を休まずに働けたほうがよいので6時の朝参りをはじめた。

おばあちゃん先生が神様に拝んでくれたあと、神棚のお神酒さんを下げて小さい器にうつし、口にふくんでシャツをめくった腹に吹きかけた。そして私の腹を撫でて祈ってくれた。その不思議なことを1ヶ月ちかく続けていたら腹の痛みがなくなった。つまり、開腹せずに胃潰瘍が治った。


けれども、いまの教えではお神酒で「おかげ」をいただくという信心より、生き方で「おかげ」をいただくことにおもむきがおかれているように思う。それも間違っていないと思うが。


目に見える数値も大切。目には見えないが、たしかにはたらいてくださっている神様のことを「どじょう森様」参拝で考えることができた。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    藤野貴之 (金曜日, 10 1月 2020 20:00)

    「ほとびる」!超久しぶりに聞きました!漢字は「潤びる」だそうです。ありがとうございます!

  • #2

    あだち です (日曜日, 12 1月 2020 07:54)

    藤野先生おはようございます。
    地方文化の筆頭は方言だと思っています。忠告など言いにくいことを方言でマイルドに伝えることもあります。
    「知っておろうが」より「知ちょろうがね」という具合です。
    コメントありがとうございました。