商品が安い その裏側であえぐ人がいる

日曜の朝5時からEテレ こころの時代 宗教・人生を長年録画して見ている。先日はデニス・ムクウェゲさんというコンゴ民主共和国の産婦人科医師。ノーベル平和賞や国連人権賞などたくさん受賞されている方だった。番組テーマは「沈黙は共犯 闘う医師」


60分の番組を見終わって内容の余韻がやまない。

コンゴではスマートフォンに使われるある鉱物資源の80%を採掘している。

その採掘権利を争う部族間で内戦が続いている。その戦いに勝った部族は負けた部族の女性、幼児から老婆までを家族や公衆の前でレイプする。性的欲求ではなく戦略としての行為。

その女性と家族の絆が崩壊してバラバラになって村を去って行く。二度と村に帰ることはない。それが資源獲得の方法になっている。


医師は内臓まで傷を負った少女やガラスや異物で傷ついた女性3万人以上の治療にあたっている。身体の傷だけではなく、クリスチャンとして心の傷にも向き合っておられる姿があった。

診療活動は武器を手にした国連軍兵士に守られて行われいる。


私たちが「安くスマホが買えた」という裏側では、資源を争う部族間の壮絶な内戦があることをはじめて知った。


🔶番組は必ず再放送があります。


「なんとかの食べ放題」が安さを競っている。その背景はどのようになっているのか。安さの裏側で犠牲者があるのではないか。

製品や商品を手にするとき「安い」その裏側が消費者に開示される仕組みが必要と思う。


農園たまご。黄身の色がちがう。カラの色も同じではない。

黄身の色は、食べた黄色い穀物ということはトウモロコシ。それと鶏がもっている色素(足の黄色)などで黄身の色になる。

鶏を一羽毎に管理して設計どおりの餌を与えたら、どのたまごの黄身の色も同じ金太郎卵ができる。

農園の鶏は群れで飼っている。力のある鶏が真っ先に好物のトウモロコシに食いつく。その黄身の色は濃くなる。


フランス料理店や洋菓子店からのオーダーは厳しい。それはレシピに重さが載っているから。黄身の色ははじめてお届けしたときに「色が揃いませんか」と言われて説明したら、色のちがいを喜んでいただいた。

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コメント: 2
  • #1

    神田英子 (月曜日, 23 12月 2019 23:45)

    こんばんは。昨日のコメント欄のお返事ですが、こちらの方へは3日と5日とありますが、3日の金曜日も来られるのでしょうか?では3.5.8日となるのでしょうか?
    今月最後の25日できるだけ多くお願いしますね。

  • #2

    あだち です (火曜日, 24 12月 2019 07:35)

    おはようございます。
    3日、5日の次は8日の水曜日になります。ご注文ありましたら3日、5日お届けできます。
    明日、100個は確保できます。それ以上は今のところハッキリわかりません。申し訳ありません。