きのう朝6時過ぎの関門海峡。
唐戸魚市場に木曜日通いはじめて長い。赤間神宮駐車場から左に海峡を眺めながら歩くが、季節や天候で多彩に眺めに変化があり楽しい。
魚市場で「魚仲」という魚屋の大将と挨拶をかわす。お店は貴船町界隈にあり仕入れで市場の一角、角島水揚げの魚を扱う店を中心に歩きまわっている。
お昼前、トヨタ下関店あたりを荷車をひいて魚を行商されるおばあさんがおられる。昔はカンカン部隊といって、仙崎港で仕入れた鮮魚をブリキのカンカンに入れて山陰線の正明市駅から元気なおばさんが美祢駅・厚狭駅を起点に各地にわかれて行商していた。
買ってくれたお得意さんの家の前で刺身や煮付けに揚げ物など、旬の味に調理していた風景を覚えている。
そのカンカンひとり部隊に「魚仲」さんが魚を卸している。卸すといってもボランティアと思う。
その「魚仲」に8時過ぎ、たまごをたくさん届けている。住宅地の皆さんが今夜の魚を買いにこられたとき予約のみで取り次いでくださる。
その魚の目利きに「市場で来週何を買ったらええかね」と聞くことがある。安くて旨い旬の魚を買う知恵を授かる。
きのう買った釣りのスジカツオは一匹1200円を客で半分買いできた。魚仲さんのアドバイス。
脂身は刺身と丼になった。600円で家内と食べられた。アサリは、ひと山350円が薄味の汁になった。カツオの皮などアラはレアで犬たちが食べた。
今年、梅雨時期だったと覚えている底引き網の「夢カサゴ」は煮付けで最高に旨かった。大阪湾のイワシや萩のマフグも安くて旨かった。
長いお付き合いの方に年末のご挨拶がきょうの予定。前の仕事のとき公私ともにお世話になった防府市の上田さん。松村御大と中学の同級生で「松村」と呼び捨てにできる人。
日経新聞を隅々まで読んでおられるので韓国経済についての所見をうかがうことができた。
「よしの」さんと同じように、私の疑問を気軽に聴けるのが上田さん。防府市の文化的なことまで話題がおよび楽しい時間を過ごした。
菊川画廊。数日前に縄文から弥生にかけての文化を土偶に焦点をおいた番組がNHKテレビであり録画した。縄文大好きの菊川さんに番組を録画して届けた。
歴史教育の縄文と弥生の年表上の線引き。それは明治から大正。平成から令和というようなことができたのか。面白い話ができた。
農園近くの温泉に立ち寄って午後から少しの昼寝ができた。
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