固有名詞に意味がある

地名に興味を持ち始めたのは、前の仕事(会議録調整)のとき人名や地名に略語で鍛えられたことから。


人名、例えば宮崎県椎葉村議会の執行部と議員の名字は「椎葉」さんと黒木(くろぎ)岩切(いわぎり)が多数をしめた。


略語で思い出があるのは「みやこう」宮崎市議会で盛んに使われ録音には鮮明に記録されているが充てる漢字がわからない電話で事務局職員さんに聞いたら、バス会社の宮崎交通を地元では「みやこう」が市民権。


他にも行政用語も面白い世界だった。


地名はその地の歴史や文化をあらわしていることに気がついた。


下関市長府に「千鳥ケ丘」がある。小高い住宅街から眺めると干拓された広大な風景がある。つまり、この千鳥は昔は海岸にあったことがわかる。

宇部市の琴崎八幡宮も、境内下までが海岸線で松が風にそよいだ風景の地名と私は思う。


宮崎県延岡市、大分県との境にそびえる「大崩山」自然災害が多かったことがわかる。

出雲市と斐川町(母の郷里)にかかる橋は「神立橋」調べてみると古事記までさかのぼるかもわからない。その橋のたもとに「万九千神社」がある。


きのう発見したバス停「土取」の側に配達のお宅があったので地名の由来を話題にした。

近くの川の護岸工事で大量の土をこの場所から出したので「つっとり」と言われているが、そういうことに関心のない人ばかりになりましたと言われた。


地名が教えてくれる歴史を大切にしたい。