宝くじ 一度だけでよいから

きのう捕られた小肥りのイノシシ。昨夜は山から鳴き声もなく、ゆきちゃん火がついたように騒がず平穏な一夜になった。その時のゆきちゃんは、牛のヒヅメを食べてしまう強力な歯をむき出して、鼻にシワをよせてファイト満々の顔になる。人を咬まないようしっかり教え込む。

イノシシ猟の絶好ポイントは「しんあい農園」いま2ヶ所に箱ワナが置かれている。


木曜日の6時過ぎは唐戸魚市場。写真のアジは1kg700円。たっぷり刺身と海苔や生姜をのせたアジ丼に冷えた酒がイメージされて買う予定で撮った。

けれども「きょうのイワシは脂が最高」と6匹で800円を店主がすすめた。イワシの刺身と煮付け、6匹あれば丼にもたどり着けると思って「それっ!」


頭と腹を落としてもらった。その腹に真っ白な脂がのっていたから「頭もアラも持ってかえる」と別につつんでもらった。犬が大喜びする。


大喜び。下関市内の証券会社の守衛さん。年のころなら70歳をこえておられる。長年のお付き合いで奥さんに先立たれて独り暮らし。不整脈と高血圧。たまに行った1円パチンコで負ける。電動自転車をパチンコ店で盗難にあった。


その守衛さんの形相が満面の笑みで私をむかえた「どうしたかねその顔は、婆さんの彼女ができたかね」と言ったら「当たった」と言う。なにが当たったかと聞いたら、やっぱり宝くじ。

待ち合わせの場所に売り場があったので「千円買ってみるか」とロト6を売り場の方に教えてもらって初体験。それが三等を射止めた。


「で、なんぼかね」とロト6を買い続けている私は聞いた。29万5千円。

20万円は貯金。あとは冬用の下着や普段着を買って、居酒屋豪遊した。


私の関係者でロト6三等を射止めた人は2人。70万円と50万円。


とにかく疲れた木曜日。イワシ料理を楽しみたい。