ゲノム編集は必要なのか

足音だけであなたがわかる 伊東ゆかり歌のフレーズがあった。


ゆきちゃんは気配でイノシンがわかる。その吠えかたはとても激しい。恐れていない、放したら一直線に走るだろう。

その吠えかたをしたのは昨夜8時半。配達の車に飛び乗りぐるっと農園を回ったら結構な巨体がおった。


エンジン音をあげようと2速でアクセル全開。ライトはハイビームのパッシングでクラクション連打。イノシンあおり運転をやった。山にまっしぐらに逃げた。


農園の横を流れる厚東川(一級河川)はブラックバスを釣るには絶好の場所らしい。九州や中国地域のテレビ局が釣り番組で取材に来ている。

ブラックバスは日本在来種の生態系を危機にさらしていると悪者扱いになっている。

もともと北米生息の魚が泳いで日本に着いたわけではない。スズキの仲間らしいので食用に持ち込まれたと思う。


30年ほど前、佐賀県神埼の宿で「なんとかタイでございます」とタイもどきの刺身が出た。正体はテラピアと聞いた。


ジャンボタニシは、宮崎県で養殖がはじまり採算があわないので事業は終わってタニシは九州全土に広がり田んぼの稲を食べている。水郷柳川の岸部には派手なピンク色の卵がたくさん見受けられる。


ブラックバスの駆除にお手上げ。そこで学者といわれる人はゲノム編集という技術を使い、雄のブラックバスを遺伝子操作に成功した。操作された雄から受精した卵は生殖能力のないブラックバスになる。つまり遺伝子操作でブラックバスを壊滅させるシナリオが誕生した。


人の都合で日本に来た魚が嫌われて、遺伝子操作で抹殺される。それに拍手をおくる世の中になった。

人口知能が人間の良し悪しを選別する世の中。


こういう世界になることに「反対」の意思をはっきり示すことを具体的にやっていきたい。


鶏の半グレかもわからない眼力。