みやた農園ツアー

NHK番組。北海道開拓時代に身長3メートル半もの巨大ヒグマが開拓村を襲い、8人もの村人を胃袋におさめた録画を観た。今朝の3時。
ヒグマが家の板壁を突き抜けて妊婦に襲いかかる場面「がぁー!」と至近距離から聞こえて鳥肌がたつ思いをしたのは家内のイビキだった。まさにヒグマの迫力。

9時前に朴の森集合。野の畑みやた農園 日帰りツアー。下関から松村御大運転の車で3人。私と中野さん(20年お付き合いのエステ専門の大食い)酒屋の井上さんが佐波川SAで3人乗って来てくれて総勢8名。大島往復の運転手は松村御大。

宮田さん夫妻は農園ちかくの山あいで自然農法を実践されていた。鹿児島大学で農業を学びセネガルに青年海外協力隊として赴かれた農業筋金入り。
農園をはじめて数年後、萩市の沖合いを通過する大型台風に見舞われた。彼の住居や鶏舎などは全て倒壊した。そのお見舞いや後始末に私は行くことができなかった。
農園の被害も甚大で鶏舎の屋根は全て飛び去り、そこにふりこんだ大量の雨で鶏舎はズタズタ。そのなかでも鶏は律儀にたまごを生んでいた。餌をやらねばならない。配達もやらねばならない。木々が倒れた農園のことで宮田さんのことまで考えることができなかった。
離農した彼から年賀状が届くたびにお手伝いができなかったことが悔やまれた。

その宮田夫妻が、新天地を大島にもとめてた。大島に決めたのは海がきれいだった。
耕作地を持たない夫妻は、耕作放棄地を借り受けて木々の伐採からはじめる開墾。
その開墾された面積を眺めたとき「私には無理」と思う。よそ者就農者は、開墾させてくれる場所をもとめて飛び地を畑にしていった。

そこで動力の農機具を使わず、耕すのは嫌われものの雑草の根っこに任せ。肥料は海岸にうちよせられた海藻と竹炭などを保存。そこにカブトムシなどが集まり海藻を食べて糞を残していく。それを野菜の顔色を見ながら施している。

利益を追及する大規模農家ではなく、自然と共存して野菜を育んでいく。
野畑みやた農園 ご覧ください。

https://nonohatake.storeinfo.jp/


もいだキュウリやトマトを食べた。オクラもそのまま食べたら抜群のかおり。