5時すぎ、ゆきちゃんを橋まで歩かせようと外に出たら雲は重たい、身体を冷たい風がとおりすぎた。間違いなく大粒の雨前兆とわかったがすぐに戻るからと橋に向かった。橋までのあいだで排泄をしてくれた。
橋で折り返したとたん激しい雨がはじまった。走ってもどったが全身が風呂あがり状態。ゆきちゃんは走ったので大喜び。シャワーでさっぱりして着替えた。
7時前に農園を出てすぐに美祢市と山口市に大雨洪水警報が出た。私は山口市の配達。車に常備している雨具を着こんだ。
写真は9時の山口市内を流れるふしの川。この濁流が山間部から周防灘が育つ栄養を運んでいるのかもわからない。
知らない世界が少しわかり昨夜は嬉しかった。
Eテレ録画 日本の芸能「同時解説で丸わかり!歌舞伎の魅力(60分)」を観た。
旅に出る機会は少ないが、旅や散策を計画したとき、目的地で必ず観光ガイドさんを事前にお願いしておく。それができなかったときは団体客に紛れて案内に耳をかたむけるのが私の流儀。
4年前、臼杵石仏に行ったときは観光客が多くボランティアガイドさんが頼めなかった。団体客に家内と紛れ込み要所の解説を聴いて質問までした。コバンザメ観光。
京都の寺院や美術館。山口県立美術館でも音声をガイド借りて時間をかけて観賞するようにしている。
若いとき、リオデジャネイロのカーニバルやアマゾン。旧満州など旅をした。けれども、その背景、歴史を下調べせずに行ったことはいまでも後悔している。
つまり、漫然と見た、歩いたということは勿体ない。その意味で歌舞伎はどう理解してよいのか方法がわからなかった。一生無縁な日本の芸能と思っていた。
歌舞伎は音声ガイドのレンタルがあり、その演目ごとにナレーションをする方が番組主人公だった。ご自身も100ちかくの演目を演じられた。
なぜガイドか。例えば牛若丸と弁慶など子供は昔は歌でも知っていたが、現代は牛若丸や弁慶も解説をくわえないとわからない。外国人にとってはわけがわからない。そこでの音声ガイド。
役者がまさに命がけで演じている場面があることを知った。激しいバンバン!という叩くような効果音の意味もわかった。人情が演技に微妙に感じとれる役者の表情など歌舞伎のアウトラインが見えた。
機会があれば歌舞伎を観賞したいと思った。
美容室パッションの中井先生CD2枚を貸してくれた。その一枚は「来生たかおアルバム」まったく知らないが聴いてみた「マイ・ラグジュアリー・ナイト」若いときマッダコスモのコマーシャルテレビCM。神戸のような夜の街をすべるように走るローターリーコスモの助手席美人は宇佐美惠子。しばたはつみが歌っていた。
あの頃がよみがえり「宇佐美惠子」を検索したら、いまもモデル美人の現役だった。
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