サウナのような一日だった

きのうお昼前、配達から農園に戻ったとき大きなイノシシが道路を歩いていた。車をチラリと睨んで悠然と草むらに消えた。立派な牙があった。

夜行性で人を怖がるというイノシシ定説は通用しなくなった。


豪雨。農園の仕事は楽しいとは思えない。集めるたまご。バケツで運ぶ飼料を雨にあてたくない。身体は濡れても。


日曜日は掃除にしっかり時間をとる。きのうからの豪雨で湿度が多いなかで私の生活空間を徹底掃除。額から汗がこぼれた。

着替えて山口市内。給油やホームセンター買い物など。コンビニWi-FiでYouTube「子犬のしつけ」を何本か観て、なるぼど!と学習。

ゆきちゃんと楽しい老後を過ごしたい。これまでは我流で「しつけ」ていたが、今回は子犬からだから、正統派の「しつけ」を私が学んで実践したい。


若いとき、この時期にキャンプに行った。困難こそ醍醐味と思った。長沢の池、大村神社で野営したとき豪雨になった。当時の天気予報などあてにはならない。

池の水位があがりテントが浸かりはじめた深夜に目が覚めた。安物毛布の染色が衣服2枚を着色して帰りの電車で視線をあつめた。

三瓶山に行ったとき次女は1歳。転がしていたらブトに顔を猛烈に刺されて腫れ上がった。お盆、しかも山のなかで目があかないほど顔が腫れた真砂恵さん。

土肥病院(三瓶)を公衆電話で見つけた。事情を話したら「今、親類縁者が集まり焼き肉をやっている。酒はたくさん飲んでいるが、来てください治療は出来ますから」適切な処置をしていただき支払いは「事務がおらんから」と無料だった。


湿度がたかく汗がながれる。着替えをしながら、昔のようにキャンプを楽しむようなことは出来ないと思った。