週の山場 木曜日を終えた

今朝の関門海峡は潮の流れがはやく波立っていた。その急流を潮に逆らい悠然と進路をとるコンテナ船の後ろ姿が気に入った!


唐戸魚市場。1キログラム5匹で800円のアジを選んだ。市場で商う商店の人は客の視線をさりげなく見て、私がイサキを見ていると「刺身でも煮ても焼いてもええ」カツオに目をやると「三重県のカツオ。宮崎より脂がのっている」などと魚のしごをしながら売り言葉を並べる。この雰囲気が市場の醍醐味、面白さだと思う。煙草の煙がたまに漂うが鮮魚を商う市場にはふさわしくないと思う。


下関市を隅々まで走り美祢市。加奈ちゃんプチラボベーカリーに2時過ぎに着いた。木曜日ご注文のたまごを届けてからお客の仲間入り。飲み物とお好みのパンを買って食べるかた。軽トラが店の横にとまり、わたしぐらい年輩の男性が急ぎ足でお目当ての商品を買われた。

加奈ちゃん「おいちゃん!月曜日の納品を増量してもええ」と嬉しいご注文。


配達の最後は「よしの」きょうの話題は中東情勢、天安門事件など勉強させてもらった。


『合理的な論理』


 不利なことは切り捨てる。一般的企業のもっともらしい合理的な論理です。

 しかし、そういう考え方では会社はよくなりません。できるだけ不利なことを引き受ける。こういう考え方で経営に臨みますと、本当の知恵と才覚が生まれるようになります。

 不利なことを切り捨てるだけだったら、冷酷な気持ちだけで十分。悔いを残すだけです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)