ゆきちゃん しつけ教室始めよう

加奈ちゃんのお店は日曜日と月曜日が定休日。お店の近くに配達先があるので8時半に立ち寄ったらスタッフ4人が元気いっぱい働いていた。月曜日でしかできない仕事をしていた。お店の正装ではないが全員集合!と号令をかけた。


犬と生活を共にして長い。落雷や激しい雨音で腰がくだける猟犬くずれ。若い女性には尾をふる私に似たビーグル。自分を犬とは思っていなかったような犬。何頭も楽しい時間を過ごした。なんとなく犬たちにしつけをした。それは最低限のことだけでポイントは「人に迷惑をかけない」こと。

リードをつけての散歩から教えた野良犬ハッピー。10年たってリードなしで私と歩くようになった。座れ。来い。待て。伏せはできる。


生後2ヶ月で落ち着きがないゆきちゃん。人に迷惑をかけない育て方はどうすればよいか「鉄は熱いうちに叩け」とも言う。

桂子ちゃん。和歌山県の盲導犬訓練校(国内ここだけ)で学んだ異色の経歴。きのうさりげないアドバイスは、私のブログを読んでウンチの回数が多いのは餌の与え過ぎ。しつけはもう始めたほうがよい。餌でしつけるより誉めてしつけるほうが私はよいと思う。

命令の前の言葉に「ゆきちゃん」はつけないほうがよい。


庄原市の熊本さんも愛犬家。ゆきちゃんが手の甲を噛んだことをブログで読んで。噛まれたら噛み返したらよい。お前より俺のほうが上だとしっかり教える。その厳しさ以上に可愛がることが大切だと。


私の愛犬はおおむね20年ぐらいの寿命を全うした。ゆきちゃんが同じぐらいの寿命であればこちらが寿命を全うする。そのとき次に世話をしてくれる人に従う最低限のしつけはやっておこう。


『倒産寸前』


 年商が二十億円くらいのとき、約十億円の債務を被り、倒産寸前に追い込まれたことがあります。

 そのときは大変苦労しましたが、いまではそのときの経験が大きな戒めとなって活かされております。もし、その経験をしていなければ、当時私もまだ若かっただけに有頂天になり、多くの失敗を重ねていたはずです。そして、その後の発展はなかったと思います。



(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)