ゆきちゃん 精密検査した

昨年4月8日、毎年恒例になった「あだち企画散策シリーズ」は萩市浜崎。約30名ほどお集まりくださり、浜崎観光ガイド「浜崎しっちょる会」名ガイド2名が毛利の時代から、海産物、海運で栄えた街並みを案内していただいた。

山中家住宅は1771年に建築。いまの建物は1931年に背の高い本二階建て建築。伝統的建造物として文化財に特定されている。


この建物のなかに「引き札」と呼ばれ、今でいうとお店の宣伝ポスターが何枚も飾られており、なかでも私のお気に入りの一枚を撮った。それを4月9日の日記に載せた。今週月曜日の早朝、一通のメールが届いた。


前の日、京都太秦教会の照美さんから電話「お父さんの日記(昨年4月9日)を読んだ人から電話があった」私が引き札から引用した京都海鮮問屋の島津恒三郎。その方を祖父とあおぐ人物が「島津恒三郎」をネット検索したところ、4月9日の日記がヒットした。

日記を読んでみると金光教太秦教会と私は縁が深いことがその方にわかった。その島津恒三郎の関係者は京都市内の金光教教会に参拝されておられる方。太秦教会の長女は、その教会でお琴の稽古をしている。

さらに、懇意にさせてもらっているブライダル ハラダヤ会長奥さまはこの教会でご信心をされた。現在は小郡教会に夫妻で参拝しておられる。


一通のメールには、あの引き札で祖父と会えた気持ちになれた。島津恒三郎さんも熱心な信心をされ京都で晩年は保護司をされたこと。メール差出人は、内科の開業医などが書かれていた。


もし、ご本人が「引き札」を見に行かれるとしたら、まだそれが山中住宅にあるのかを確かめに今朝から行った。

山中住宅は、土曜日(明日)の朝7時に毎週通過して浜崎の泉福寺や常茂恵旅館に配達をしているが、山中家はまだ開いていない。


9時に着いた。引き札物語を本日の担当者(松村御大と高校同級生だった)美人に話したら、丁寧に説明くださった。

引き札は山中家の蔵に200枚以上あった。その原版すべては萩博物館所蔵物で保存されている。公開はされていない。ここにあるものは複製。


関西の海鮮問屋と浜崎のつながりがとても理解できた。


2日前、ハラダヤ会長夫妻とお会いする機会があった。引き札と金光教の物語をかいつまんで話したら「神様がご縁を繋いでくださる。びっくりすることはない」と笑顔で話された。


午後から ゆきちゃんの「痒い」を解決するため動物病院に行った。農園に近い病院には相応の設備がない。長引かせたくない。

2時の診察予約は動物の皮膚病が専門医。診断結果は「疥癬(かいせん)」おもにタヌキなど野性動物に寄生する、毛穴に住み着く極ちいさいダニが全身にひろがっており痒い。放置すれば全身の毛は抜け落ちて、掻いた傷が化膿する深刻なことと言われた。

親ダニを駆除する薬を二種類。ハッピーの感染も考えてハッピーにも処方薬。卵は駆除できないからふ化させて駆除する。その繰り返しをやる。


生後間もないとき、免疫がないとき山に放置されたことが原因となった。ゆきちゃん姉妹や、お世話にくださったお宅にも2頭いたのでドクターは(かいせん)診断を早く教えてくださいと言われた。まれに人感染もあるので痒くなったら診察するように、もちろん動物病院ではない。申し渡された。


10日ごとの診察と投薬で、2ヶ月ほどで完治するだろうと女医さん診たて。


『掃除をしながら・・・・』


「私がこのゴミを拾わなければ、一日中、ここを通る人の目に触れる。私がこのゴミを拾えば、通る人たちが汚いゴミを見ないですむ」

 毎朝、掃除をしながら、最近そう思うようになりました。特に、通学中の子供さんや通勤中の社員、来社されるお客様がゴミを目にしなくてもいいように掃除をしております。きれいにしておけば、心の荒みもなくなるはずです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)