昨夜の ゆきちゃん

お通夜、金光教では 終祭という儀式にきのう参列した。参列者のほぼ全員と20数年前には親しくしていた。けれども歳月が面影を消した。

はっきり言うと年老いてわからない。それは、みなさんから私を見てもそうだろう。慌てて県外からこられた女性が私に手をあげられたがどなたかわからない。側に座って手を握ったらわかった「入れ歯を忘れてきた」と。悲しい場が懐かしい対面の場にもなった。


帰り道、家内に運転をかわってもらい助手席でハイボールを飲みながら思った。故人とはいろいろあった。そのおかげで今の私がある。詰め将棋のように過去を責めなくてよかった。これからは、私を育ててもらったことを思い出そうと。


昨夜の ゆきちゃん。皮膚の炎症がとても気になる。二種類の塗り薬をつけることしか今はできない。

きょう配達の帰り道にペットクリニックに立ち寄った。来週まで処方薬で経過をみることになった。


以前、小野田市内の居酒屋店主が「客が来ない理由を、天気などのせいにするが、それは違うと俺は思う」と言った。


『繁盛しない原因』


「お店が古く汚くなってきた」「立地が悪い」「商品がライバルに負けている」「値段が他店より高い」・・・・・繁盛しない原因としてあげられるもっともらしい言い訳です。

 しかし、お客様が求めている本当のサービスは、そんなことではありません。

 お客様はそれ以上に、店員の無関心な態度に不満を持ち、愛想をつかして来店されないことを知るべきです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)