中山さん 訃報に驚いた

下関市唐戸で理容店と鉛筆画教室をされていた中山さん昨年末に 肺がんを宣告されて入院された。退院後は自宅で静養中だと思っていた。

今朝、先月の集金で奥さまと顔をあわせたので「どうですか」とたずねたら「1月2日に亡くなりました」と返事をされたので驚いた。73歳、仕事のあいまに畑もされてお元気だった。


農園をはじめて間もないときから毎週農園に立ち寄りタマゴを買って帰られた。配達しますと言っても「農園の風景がボクが育った田舎と似ているので、ここに来るのが楽しみです」と通われた。桜を植えてほしいとお金を置いて帰られたとき八重桜を2本植えた。


鶏をスケッチして額も手作り。あんたの部屋に置いてほしいと持ってこられた。母がボツボツという時期に「お母さんを描こう」と写真をもとに描いてくださり、それを遺影に使わせてもらった。

ご冥福を祈ります。


3日ほど配達中に国会中継を午前も午後も聴いた。統計資料問題で、その当事者が野党は国会招致しても拒まれて審議が空回りしている感が大いにある。

八つ当たりになるけれど、一旦停止で反則金を払う国民と、嘘の統計資料を作製した役人は責任を問われないことに腹が立つ。


一方的にながれるニュース番組を最近見ないことにしている。子供虐待は胸がつまる。親をはじめ周囲の大人すべてに裏切られて亡くなる子供の絶望の心中をおもうと悲しくてたまらない。


腹が立ったり悲しんだり、喜ばしいニュースが少ないまま平成の幕がおりるのだろうか。


『習慣が人格を形成する』


 自分の人生を急によくしようとしても、よくなるものではありません。

 一つひとつ、よい習慣を身につける以外に方法がないと思います。

 よい習慣に裏打ちされたその人の行動が、全人格として表れます。

 商売をしている人は、お店の雰囲気に表れます。物を作っているひとは、物作りに表れます。

 習慣が、人格を形成します。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)